不登校ビジネスが話題なので、再度注意喚起。スーパーやドラッグストアに「不登校や発達障害も歓迎!勉強が苦手な子のための家庭教師」と手書き風の文字で書かれたチラシを見たことはありませんか。あれは地獄行きの切符です(続)
□事例A
保護者がスーパーで見つけた「不登校の子歓迎!子どもに寄り添う家庭教師」というチラシに問い合わせました。月謝は安価で良心的に思えましたが、実際には高額な教材購入が必須であることが後から判明します。5科目の教材費が50万円。メルカリにはほぼ未使用の同教材が叩き売りされています。
この業者の正体は、家庭教師業の皮を被った高額教材販売業者です。
「不登校のうちの子が変わるきっかけになるなら…」
保護者の子を思う気持ちを利用した「不安ビジネス」です。
このようなビジネスに行政は絶えず注意喚起していますが、被害者が絶えません。厄介なことに、全国でさまざまな社名に化けて活動をしています。
さらに問題なのは、働く大学生は契約の詳細を知りません。「指定教材を絶対に使って授業してね」と指示を受けるだけです。大学生が悪徳ビジネスに加担させられています。
不登校や発達障害、公立中学で成績不振に悩む子どもの親が特に狙われやすいです。
十分に注意してください。スーパーやコンビニに置かれた家庭教師のチラシを信用してはいけません。