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何故アカデミアの人達は「私達の研究環境のために老人は死んでほしい」と言えないのか

研究費がないだの給料が安いだのポストがないだの、研究者周りの愚痴を見ることが多々ある。そして、医療費や保険料を含む社会保障費なら1%削減するだけで、今のアカデミアの人達は十分に潤う。

その他の財源から移すと焼け石に水。

増税は確実に消費減からの不景気か、設備投資減からの不景気が来る。

国債増発は更なる円安圧力になる。円安で論文が講読できないとか海外の学会への出張がデキないなんて愚痴を聞くが、それが現在よりやりにくくなる。

ただ、もちろん社会保障費の減ってのは今ギリギリのラインで支えられてる人達の生活を直撃する。直接的に言うと生命の維持が難しくなる。 これくらいらは頭のいいアカデミアの人達は絶対にわかってるよね?

なら何故、 私達の研究環境を整えるために老人や困窮者の犠牲は許容すべき

と主張しないのか。

悪役になるのは政治家や行政に任せて学者は倫理的に善の位置に居たいんだろうけどね。悪質だよホント。

■ 余談

民主党政権で参与だった湯浅誠さんが、参与を退任する際、 「国の立場なら、社会保障という優先度の高い施策にすぐ予算が付けられると思っていた。実際はそれぞれの立場で優先度の高い施策があり、そこの間での予算の取り合いだった」

という趣旨のことを述べていて、知り合いの官僚が「そんなことも理解せずに批判ばっかりしてたのか」とブチ切れてたけど、今のアカデミアはそれ以下だよね

MEMO: