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パワーレズつらいので男と結婚した

東京一工→外資系、20代後半。少し前から産休中。

物心ついてからずっとビアン寄りのバイで、交際相手の性別は6:4で同性の方が多い。

大学の人口比は男性に偏っていたので、彼女を探したい時は所謂レズビアンバーみたいなのに通っていた。

レズと聞くと、男を必要としない強い女みたいな人物像をイメージするかもしれないが、実際はそんな女性はほぼいない。

最近はLGBTへの認知度が上がってきたせいか、「男が無理」「セックスが無理」だが精神・経済的拠り所として恋愛は必要、みたいなタイプの、言ってはなんだがテイカー気質の人間が増えたように思う。

私は所謂パワーレズで、学歴も収入もある程度高い。

外見はフェム(女っぽい)だけど、私みたいな人間はこういうテイカーレズ層に爆モテした。

私はアセクシャル?ではないバイなので、当然女体に性欲が沸くんだけど、彼女達は結構露骨に行為を避ける。その割に、同棲(何故か私のほぼ一馬力前提)の約束は急ぐ。

異性愛男性の多くはこの仕打ちに耐えているのかもしれないけど、ビアンの場合はこれに「実際は性別の段階で相手の性愛対象じゃないかもしれない」という疑念が重なるので、社会人一年目くらいでもう疲れてしまった。

彼女たちの「強い女」に対する欲求というか依存は凄い。ありとあらゆる手続きや電話を自分でしなくなっていくし、別にこっちの専門じゃないことでも平気で投げてくる。

本来誰かに扶養されないと生きていけないような層がミサンドリーという狂気に取り憑かれた結果、「誰かの娘であり続けたい」という甘えた感情をビアンと取り違えてしまったんだろうな。

タイミング良く近い階層の異性に告白されたので、そのまま付き合って結婚した。

バイで良かったな〜と思う。これで純度100%のビアンだったら、多分生涯のパートナーを見つけるとかはできなかっただろうな。

MEMO: