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20年以上所在不明の69歳の過激派活動家を逮捕 詐欺の疑い

過激派「革労協主流派」の69歳の活動家が、保険証を不正に利用し、医療費の支払いを免れたとして詐欺の疑いで逮捕されました。

少なくとも20年以上、所在がわかっていなかったということで、警察は潜伏期間中の組織との関わりなどについて調べることにしています。 逮捕されたのは、「革労協主流派」の活動家、後藤あざみ容疑者(69)です。

警察によりますと2023年、東京の医療機関を受診した際、居住実態がない久留米市で発行された健康保険証を使い、およそ9000円の支払いを免れたとして詐欺の疑いが持たれています。

警察は、捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。

「革労協主流派」は、平成20年に成田空港に向けて飛行弾を発射するなど、ゲリラ事件を起こしていて、警察などによりますと、後藤容疑者については動向を追っていたものの、少なくとも20年以上にわたり所在がつかめていなかったということです。

警察は6日、東京の活動拠点などを捜索し、潜伏期間中の組織との関わりなどについて調べることにしています。

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