氷河期の生き残り経営者です。
法人化してすぐの頃にそう思って知人の同世代(当時40歳)を社員1号として雇用しました。
最初は何事も謙虚で丁寧でしたが、 慣れた時期から仕事で手を抜き何事にも文句を言うようになり
少しずつ遅刻が増えて最終的には出勤時間に家を出る状態になりました。
その従業員がちょっと年上なのと、こちらがお願いして夜勤のバイトを辞めさせた手前、強めの指導が出来ない・しないのを解っていての甘えた態度でしたが、社保完備の昼のホワイト職にして色々な技術も教えてる身としては他の従業員への悪影響や今後改善の余地無しと判断し、あるとき会社への侮辱発言を逆手に取って即日解雇しました。
これで学んだ事は「オッサンを調伏して使いこなすコストとリスクは計り知れない」と言う事です。
私の性格もあり、かなり優しく自主性に任せて管理した結果が果てしない堕落だったので、正解はおそらく過酷な奴隷扱いだと思われます。
(*ちなみにその後は新卒程度の若い子しか採用してませんが、同じ激甘指導でもちゃんと育つし遅刻もしません)
でも今時そんな奴隷的労働上等なブラック体制の組織を作っても通用しないし誰も幸せになりませんよね?
そういうのは管理するこっちだって大変なんですよ。
やったところで先も見えてるし。
と言うわけで人の言う事が聞けないほどに歳を喰った氷河期の可哀想な人達はもう救われません。
民間の経営者はわざわざこんな事を公では言わないだけです。