普通は「女性に加害する男がいる」からといって男性全体に罪を負わせようなんて思考にはならない。
自動車事故の話になったとき「車を所有して運転してる人間はみな原罪がある。我々自動車所有者は、交通事故被害者や交通弱者に対して被害を与えて恐怖させている罪を負っていると自覚して反省しなければならない」と自動車の所有者全員に要求してるのと同じで、
自分でそう自省するのは勝手にすりゃいいが、他人にまでそうあれと要求するのは一線を越えている。普通の運転者は「車を持つのも運転するのも悪いことではない、暴走や飲酒運転をするヤツが悪い」と区別してる。本気で全体の原罪論を言ってたらキチガイだ。
キチガイでなければ別の意図がある。
実際には上の「自動車所有者の原罪」なんて論はあまりにも論理破綻してて言う人はいないが、いっぽう「男性であること、男に生まれたことの原罪」論はそれ以上に論理破綻しててしかも差別的(自動車を持つ持たないは本人の選択だが、男に生まれたのは本人の選択ではない)であるにも関わらず定期的に主張され、一定の支持を集めている。
なぜそうなるのか。
ヒステリックブルーのナオキ(ネット上でのフェミニスト名「Maggy」)や、「男性原罪」先生こと神山翼講師、共産党の大西航議員、CNNジョングリフィン、Colaboと協調してた教会の森康彦牧師など、自分がやらかしてる人ほど過剰に男性断罪、攻撃に走るパターンがとても多く、実際にそういう男と付き合ってたことがあるので、彼らがどういう思考でそういう言動をしているのか3パターン紹介する。
1・自分がこれだけ邪悪なので、他の男もみな自分と同じくらい邪悪だと思っているパターン
自分が強い性的欲望・支配欲を抱えてて実際に手を出して性犯罪を行ってしまっているが、それは自分個人に限られた特殊事例ではなく、世の中の多くの男も同様(もしくは手を出す寸前)と考えている。
それで「男はみな邪悪なんだぞ」と女性に教え諭したり、他の男性達に対して「お前らって本当に(俺と同じように)悪い奴らなんだよな!自覚しろ!」と責めている。
これは本気で女性を心配したり性加害行為に対して怒りを感じての言動だが、「他の男達も自分と同じように考えて行動している」というのがまず間違っているし、
配慮すべきは「これから他の男から被害にあうかもしれない多くの女性」に対してではなく、自分が実際に性加害した被害者女性個人に対してであり、根本的に認知がズレている。
だがこういう男は、自分が実際に加害した女性に対しては「でもあいつが〇〇したから俺はやったんだ」と自分の行為の原因を被害者の責任にしていて、被害者個人に対しては申し訳なさなど感じてないことが多い。サイコパスである。
こういうサイコパスに同調する連中も同類であるとみていい。
2・自分の邪悪な行いの罪を軽減するために、他で埋め合わせしようとしてるパターン
現実にはどれだけ女性の味方・フェミニストとして活動をしてようが司法の場においては配慮されず、彼が行った犯罪行為(強制わいせつ、強姦)に応じた罪で裁かれるので実利はないのだが、(性犯罪の刑の軽減材料になるのは被害者個人との示談成立による「加害者に重い罪を望まない」旨の陳述書くらいだ)
それは本人もだいたいわかっていて、自分が性犯罪をした罪の意識の苦しみから逃れるために男性全体へ攻撃をしていることが多い。
男性全体を悪者として攻撃することで本人は多くの女性を救った気になって、少し罪の意識が減ってスッキリするわけだ。精神的な自慰行為である。
巻き添えにされる多くの男性はたまったものじゃない。
君がやるべきは、一刻も早く警察に自首し被害者に謝罪し償いをすることである。他の男性を攻撃しても被害者は何も救われてないからね。
罪の意識からの逃避の巻き添えにしようとする言動に同調し、性犯罪者の精神的自慰のための攻撃行為に加担する連中も同類である。
3・これからも女性に強制わいせつや強姦をしたいと思っていて、女性に警戒感を抱かせず接近するためにやってるパターン。
一番邪悪なタイプ。本人は声高に叫んでる「男の原罪」や「女性への理解」など本心では全く思っておらず、口先だけ。
それを言うと女受けがいいし、「女性想いのよい男性」と認知されて女性に近づきやすくなるし、近づければ「信頼できる男性、いい人」として信頼されガードが緩くなり手を出す隙が生まれやすくなるし、被害者が知人や仲間に性被害を相談しても「まさかあの人がそんなことするわけが」と疑われにくくなるので、便利な道具として主張を使ってる。
これに同調してる連中は邪悪な性犯罪者にうまく利用されてるアホである。
実際には1だけ3だけとかはなく、3がメインだけど2も少し入ってるとか、複合してる場合が多い。
いずれにせよ、こんな男にうまく転がされ賛同する女性はアホだし、男性はもうちょっと賢くなれ。↓にいる連中な。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/note.com/doskoi_plissken/n/nda86cc61d00f