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新型コロナウイルス、中国・武漢の研究所から流出可能性「80~95%」…ドイツ対外情報機関が極秘報告書

【ベルリン=工藤彩香】ドイツの有力紙ツァイトと南ドイツ新聞は12日、ドイツの対外情報機関が2020年、新型コロナウイルスが中国・武漢のウイルス研究所から流出した可能性が高いとの極秘報告書をまとめ、独首相府に提出していたと報じた。

両紙の報道によると、独連邦情報局(BND)は、19、20年に執筆された新型コロナウイルスに関する未発表論文や動物実験のデータを入手して分析。報告書では、武漢のウイルス研究所が、研究目的で、人間に感染しやすいようウイルスを改変する実験を行っていたと指摘した。ウイルスの扱いはずさんで、多くの安全規則違反があったとし、BNDは、ウイルスが研究所から外部に流出した可能性が「80~95%」で非常に高いと結論付けた。

ウイルスの発生源を巡っては、研究所から流出した説と、動物を介して人間に感染したとする説とで論争が続き、米政府が23年6月に公表した報告書でも原因の特定には至らなかった。報告書は昨年秋に米中央情報局(CIA)にも共有されたといい、今後、論争に影響を与える可能性もある。

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