3月8日の「国際女性デー」に合わせ、市民団体の女性らでつくる「フェミブリッジ・アクション東京」が企画し、9日にJR新宿駅前で行われた開催した集会を巡り、波紋が広がっている。
集会には社民党首の福島瑞穂氏や前東京都武蔵野市長で立憲民主党の松下玲子氏ら現職の国会議員も参加した。
主催者側が動画サイト「ユーチューブ」に公開した映像によると、集会の最後で、政治的メッセージを掲げた黄色い横断幕の前で3人の女性が、「男は黙れ」「男が産めるのうんこだけ」という表現をラップ調で連呼。この様子がネット上で拡散され、「ウンコール」などと表現され物議を醸している。
福島氏は「なんで私が吸収合併されなきゃならないのか? 名前が変わっても家族が壊れることはない」と自身の経験に基づく持論を集会で語った。集会後には参加者に囲まれて記念撮影する様子も写っていた。
福島氏は14日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、「今月9日新宿駅前で開催された街宣は主催者から福島みずほにスピーチの依頼があり受けたものです」と言及。
「集会の性質上スピーチはそれぞれの責任においてなされており他の人のスピーチについてはあずかり知らないものです。様々な指摘をいただいていることは認識しており今後の取り組みの参考にしていきます」と釈明した。
松下氏は15日、「『選択的夫婦別姓・沖縄の性暴力へ抗議・一般的な性暴力への抗議』をテーマとし、ジェンダー平等に関するスピーチを頂きたいとの主催者からの要請に従い、党として松下玲子衆議院議員の派遣を行いました」と説明。
「集会の中での様々な主張やそれに対する反応については、党としてその全体を把握することは困難であり、お答えは差し控えさせて頂きます。他方、集会について、様々な観点でご指摘を頂いていることは認識しており、今後のジェンダー平等推進の取組みにおいて、参考にさせて頂きたいと考えております」とポスト。
「なお、様々なイベントへの党所属各級議員の参加依頼につきましては、ご指摘の団体のみならず、毎年多数頂戴しております。特定の団体であることをもってお断りすることはなく、そのイベントのテーマや、参加予定者や登壇予定者の状況を把握・確認し、党所属各級議員へ出席のご相談をしております」と補足した。