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東京都調布市の元市議が行政資料閲覧用クラウドに不正ログイン、共産党市議がIDとパスワード伝える

東京都の調布市議会で、現職議員や一部の市職員らが閲覧を許可されているクラウドに共産党市議団の元市議の男性(73)が不正にログインし、クラウド上の行政情報を閲覧していたことが議会事務局などへの取材でわかった。同市議団の田村ゆう子市議(39)がログインに必要なIDとパスワードを男性に伝えていたといい、議会が詳細を調べている。

議会では2020年度からペーパーレス化を目的にクラウド上で議案書や市の事業の説明資料などを共有している。事務局はIDなどを第三者に提供しないよう議員らに呼びかけている。

議会事務局などによると、12日の本会議中、田村市議のアカウントから全議員や市職員に向けクラウド上の文書を見るよう求める通知が発信された。事務局職員が意図を確認すると、田村市議は自身の操作を否定した一方、「過去にIDとパスワードを元市議の男性に教えた」と説明。田村市議によると、男性が本会議中に自宅からログインして操作したことを認めたという。

男性は23年まで市議を務めていた。田村市議は取材に対し、「議案への態度を決める時などに助言をもらうために教えた。元市議とはいえ、一市民に教えたことは申し訳ない」と謝罪した。同市議団の岸本直子幹事長によると、男性は引退後も会派控室に立ち寄り、控室のパソコンからもログインしていたという。

井上耕志議長(チャレンジ調布)は「非常に遺憾。議会として法令に抵触するかどうか専門家に判断を仰ぎ、対応していきたい」と話している。

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