男女問わず使う性癖用語&スラングは、ほぼ全て男性向けから生まれてる
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女性向けにない時は男を野蛮呼ばわり
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女性向けに持ち込まれると「自分達はいいんだ」と、ガキみたいな主張
これが20年ぐらい繰り返されてきたのです…はい
?????
ははーん。
こいつ女性オタクと全く接点がないミソジニー非モテオタクだな?
■ 1. 受け / 攻め (うけ / せめ)
意味: 主にボーイズラブ(BL)において、性行為や関係性における役割を示す言葉。「受け」は挿入される側、または精神的に受け身な役割を担うキャラクター。「攻め」は挿入する側、または精神的に主導権を握る役割を担うキャラクターを指します。
解説: BL作品を理解・創作・語る上で最も基本的な概念の一つです。どちらが「受け」でどちらが「攻め」かという「カップリング(組み合わせ)の左右」は、ファンにとって非常に重要な要素となることが多いです。
「証拠」・文脈: BL漫画、小説、同人誌のキャプションや紹介文、ファン同士の会話、SNS(Twitter/Xなど)でのカップリング表記(例:A×B、Bが受け)などで極めて一般的に使われています。「#●●受け」「#▲▲攻め」といったハッシュタグも多数存在します。
■ 2. 腐女子 / 腐向け (ふじょし / ふむけ)
意味: 「腐女子」は男性同士の恋愛(BL)を好む女性ファンの自称・他称。「腐向け」は、そのようなファン層を対象とした作品やコンテンツ全般を指します。
解説: 元々はやや自虐的なニュアンスを含む言葉でしたが、現在ではコミュニティを示す一般名詞として広く使われています。この言葉の存在自体が、BLというジャンルとそのファン(主に女性)の巨大なコミュニティを象徴しています。
「証拠」・文脈: 自己紹介、作品の注意書き(「腐向け注意」など)、SNSのプロフィールやハッシュタグ、ニュース記事などで広く使われています。「腐女子」をテーマにした漫画やエッセイなども多数出版されています。
■ 3. オメガバース (Omegaverse)
意味: 人間がα(アルファ)、β(ベータ)、Ω(オメガ)という第二の性を持つという特殊な世界観設定。特に男性のΩが妊娠・出産可能とされることが多く、男性同士のカップルが生物学的な子供を持つことが可能になる設定として、BL作品で非常に人気があります。「ヒート(発情期)」「番(つがい)」などの関連用語も存在します。
解説: 元々は海外のファンフィクション発祥とされますが、日本のBLコミュニティで爆発的に普及し、多くの商業BL作品や同人誌で採用されています。非現実的な設定だからこそ描けるドラマや関係性が、多くの女性ファンの心を掴んでいます。
「証拠」・文脈: BL漫画・小説のジャンル表記、同人誌即売会でのジャンル分け、pixivなどの投稿サイトのタグ、SNSでの作品紹介などで頻繁に見られます。「#オメガバース」で検索すると膨大な数の作品や言及が見つかります。
■ 4. 尊い (とうとい)
意味: キャラクター、カップリング、作品、アイドル、声優など、自分の好きな対象(推し)に対して、あまりの素晴らしさや愛おしさ、幸福感などから、拝みたくなるような、神聖さすら感じるほどの強いポジティブな感情を表す言葉。
解説: 元々は宗教的な言葉ですが、オタクコミュニティ(特に女性ファンが多い)で感情表現として転用され、広く定着しました。「好き」や「可愛い」を超える、最大級の賛辞として使われます。感情が昂ぶりすぎて語彙力を失った状態を示すこともあります。
「証拠」・文脈: SNS(特にTwitter/X)での感想ツイート、ファン同士の会話、作品レビューなどで日常的に使われます。「○○(キャラ名や作品名)が尊い」「尊すぎて無理」といった形で頻出します。多くのメディアでも「オタク用語」として紹介されています。
■ 5. しんどい
意味: 「尊い」と似た状況で使われることもありますが、より感情の振れ幅が大きい状態を表します。(1)好きな対象が魅力的すぎたり、供給(公式からの情報や新作など)が多すぎたりして、感情が処理しきれないポジティブな「しんどさ」。(2)物語の展開が辛すぎたり、キャラクターが不幸な目に遭ったりして、精神的にダメージを受けるネガティブな「しんどさ」。どちらの意味合いでも使われます。
解説: ポジティブな意味でもネガティブな意味でも、感情が極度に揺さぶられている状態を示す便利な言葉として、女性オタクを中心に広まりました。「感情のジェットコースター」のような状態を表現するのに適しています。
「証拠」・文脈: 「尊い」と同様に、SNSでの感想、ファン同士の会話などで頻繁に使われます。「推しの供給過多でしんどい(喜び)」「今日の公式ストーリーがしんどい(悲しみ)」のように、文脈によって意味合いが変わります。
■ 6. 夢女子 / 夢小説 (ゆめじょし / ゆめしょうせつ)
意味: 「夢女子」は、漫画・アニメ・ゲームなどの既存キャラクターと、自分自身(または自分の分身となるオリジナルキャラクター)との恋愛や交流を妄想・創作する女性ファンのこと。「夢小説」はそのような内容の二次創作小説を指します。
解説: キャラクターへの強い愛情や「もし自分がこの世界にいたら」という願望を満たすための創作・嗜好形態です。恋愛要素だけでなく、友情や家族のような関係性を描くものもあります。男性キャラクター相手だけでなく、女性キャラクター相手の場合もあります。
「証拠」・文脈: pixivなどの投稿サイトには「夢小説」「夢向け」といったタグやジャンルが存在し、多くの作品が投稿されています。SNSでも「#夢女子さんと繋がりたい」といったハッシュタグが使われ、コミュニティが形成されています。同人誌即売会にも「夢」関連のジャンルが見られます。
■ 7. カプ / CP (カップリング)
意味: 作品の登場人物たちの特定の組み合わせ、特に恋愛関係にある(とファンが考える・妄想する)二人組を指す言葉。「カップリング」の略。
解説: 二次創作活動やファン同士の交流において、どのキャラクターとどのキャラクターの組み合わせを好むか(推しカプ)は非常に重要な要素です。BL、男女カップリング(NL/ノマカプ)、百合(GL)など、様々な組み合わせに対して使われます。
「証拠」・文脈: ファンアート、二次創作小説、同人誌、SNSでの会話や作品投稿などで日常的に使われます。「推しカプはA×B」「この二人のCPが好き」といった形で表現されます。作品名の後に「CP名」を付けて検索することも一般的です。
■ 8. 推し (おし)
意味: 最も応援している、好きなキャラクター、アイドル、俳優、声優などの対象を指す言葉。「一推しのメンバー」を略したのが語源とされます。
解説: 単なる「好き」を超えて、積極的に応援したい、その活動を支えたい、という熱意を込めて使われます。「推し活(推しを応援する活動)」という言葉も生まれ、グッズ購入、イベント参加、SNSでの布教活動など、様々な形で表現されます。
「証拠」・文脈: アイドルファン、アニメ・ゲームファン、舞台ファンなど、非常に広範な女性コミュニティ(もちろん男性ファンも使います)で使われています。SNSのプロフィールに「推し」の名前を書いたり、「#推しのいる生活」「#推ししか勝たん」といったハッシュタグが流行したりしています。
■ 9. メス堕ち (めすおち)
意味: (主にBLにおいて)男性キャラクターが精神的・肉体的に屈服させられ、女性的な役割(受け)や感覚に「堕とされる」状況や嗜好を指す言葉。プライドを砕かれたり、意に反して快楽に溺れたりする描写が含まれることが多いです。
解説: Aさんのご指摘にもあった言葉ですが、男性キャラクターの尊厳が傷つけられる過程や、抗えない快感に支配される背徳感などに性的興奮を見出す嗜好として、一部のBLファン(特に過激な描写を好む層)の間で使われます。
「証拠」・文脈: BL漫画・小説のタイトルや内容紹介、pixivなどのタグ、同人誌のジャンル表記などで見られます。刺激の強い描写を含むため、検索や閲覧には注意が必要とされることが多い言葉です。
■ 10. 概念○○ (がいねん まるまる)
意味: 直接的な描写はないものの、状況証拠や象徴的な表現、キャラクターの言動などから、あたかも「○○」という事象(例:妊娠、キス、セックス、結婚など)が起こったかのように強く示唆されたり、ファンがそう解釈したりする状況や表現技法。「概念妊娠」「概念キス」のように使われます。
解説: 特に男性同士の関係性を描くBLなどで、生物学的な制約や描写の制約を超えて、二人の結びつきの強さや愛情の深さを表現するために用いられることがあります。また、公式からの供給が少ない場合に、ファンが想像力を働かせて関係性を補完する際にも使われます。
「証拠」・文脈: SNSでのファン同士の考察や感想、二次創作のテーマなどで見られます。「このシーンは実質○○(例:結婚)」「これは概念△△だ」といった形で使われます。解釈の幅が広く、想像力を刺激する言葉として機能しています。