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示談金1300万円依頼者に渡さず 弁護士を除名処分…3年間資格失う SNSで誹謗中傷も

23日に東京都内に事務所を構える51歳の男性弁護士が、所属する弁護士会から除名処分を下されたことが分かりました。この弁護士は、預かった示談金、のべ1300万円を依頼者側に渡していなかったということです。

東京都港区にある「みせばや総合法律事務所」の弁護士・岸本学氏(51)。第一東京弁護士会によると、岸本弁護士は依頼者11人から相談を受け、示談を成立させたにもかかわらず、示談金1300万円以上を依頼者に渡さなかったといいます。

依頼者は「盗撮被害」や「強制わいせつ事件」「セクハラ事件」の被害者で、岸本弁護士がホームページ上で特に力を入れていたはずの分野の事件でした。

除名になったことで、3年間弁護士としての資格を失います。重い処分の理由の一つに、SNSでの誹謗(ひぼう)中傷も含まれていました。

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