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1. レビューの観点を明確にすること
- レビュー依頼者はリリース前レビューの話なのか、コード品質の話なのか明確にする。
- 読む側も漠然と読んで、漠然とコメントを書くのではレビューの意味は無い。
- 観点を明確にした上でレビューすることで指摘する側のレビュー精度も上がる。
2. 我が身に返ることを恐れないこと
- 自分のことは棚に上げる
- 鋭くレビューを入れられないならレビューの意味は無い
- 指摘して自分の耳が痛いなら、自分にとっても成長のチャンス
3. 何故悪いコードなのかを論理的に説明すること
- 「何となく汚い」は指摘ではない。
- 悪いコードだと判断したなら、相手が納得できるように論理的に説明する。
- 論理的に説明できないなら指摘すべきではない。
4. 良いコードについて共通認識を持つこと
- コードレビューの後に雰囲気が悪くなるのはチームで
「良いコード」の認識が揃っていない証拠である。
- 「良いコード」を共有することでチームとして成長する。
- 認識を揃えるためには、あるコードを題材にディスカッションの機会を設けるとよい。
5. 小さい単位でレビューを繰り返すこと
- 大きな単位だとレビューする側もされる側も出番が回ってきにくい
- 小さい単位でレビューを繰り返し、レビューの機会を増やすことでチームメンバー全員がレビュー体験をする/小口化することで習慣化する
- チーム全体で誰かの書いたコードをレビューするのも有効
6. 指摘は素直な気持ちで受け入れること
- 指摘を素直に受け止められないと成長できない
- 受け入れた後は同じ失敗を繰り返さない
- 漠然とコードレビューを受けて、レビューをその場しのぎでやり過ごして、また同じ失敗を繰り返すのはだめ。
7. 指摘は人格否定でないことを理解すること
- 自分が一生懸命書いたコードに対して手厳しく指摘を受けるのは辛いことである。
- しかし、指摘されているのはコードであって、コードを書いた人間の人格を否定しているわけではない
- お互いコードの話をしている、ということを理解した上で指摘をすること。
参考資料
(2016/01/17)