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リベラルが男性弱者を切り捨てた結果、リベラル政治家が選挙に勝てなくなったのは当然だったりする。

なんだかんだ言ってるが、そうなると弱者がフェミニズムやリベラルに何も求めなくなる。

そこがわかってねえんだよな。

昔の政治家は弱者男性は票田であることをよーく知ってるんだよな。

ドブ板選挙ってのはまさにその典型。

まあ、弱者は男性には限らないんだけれど。

でも、ここ最近のリベラル派の論調観てると、バラモン左翼と言われるように、そういう問題には鈍感だったりする。

弱者、とくに男性の弱者には極めて冷淡。

そこに白人、男性、となるとめちゃくちゃ扱いはひどい。

だから、トランプなんかが付け入る余地を残してしまったわけだけれど。

リベラル派男性の上の言い方を観てると、まさにマチズモなんだよね。

「お前の貧乏とモテないのはお前の責任。男ならもっとしっかりしろ」ってレベルのマチズモ。

藁人形を叩いているが、実際に弱者の男性がきちんと食えるようにしないと、社会そのものは成り立たないんだけれど。

しかしフェミニズム系のリベラルは、弱者男性を好んでバッシングしたがる。

でもここで問題がある。

そういうリベラルが弱者男性に見放されたら、リベラルそのものが選挙で勝てないということだ。

だって、本来弱者男性はリベラルの票田だからだよ。

その票田を、なにを血迷ったのか左派は右翼にくれてやってるんだよな。

だから勝てない。

自分たちだけ強者のつもりになってしまっている。

でもそういう人たちは自分たちの味方なんだよね。

男女の強烈な対立を作り出したのは、実際にはフェミニズムのミサンドリーだよね。

そもそも、弱者男性を狙い撃ちにしたのはネトフェミの社会学者系なわけで、炎上商法し続けたよね。

だから弱者男性が狙い撃ちにされた結果、弱者男性が粗末に扱われている陣営にいつまでも忠誠を誓ってるわけがない。

こんなミサンドリーの弱者男性蔑視のくせにマチズモに染まってる界隈にいられるかって左派から離れ去ったわけだよ。

その証拠に、弱者男性をエンパワメントする政策がまったくない。全然ない。

再分配しろと言うが、全然再分配の政策を訴えてねえだろお前ら。

フェミフェミ言ってる10分の1でいいから主張しろよ。

全然してねえだろ。

「男性は社会で有利なんだからおめーら弱者男性は自分でなんとかしろ」みたいなこと言ってりゃそりゃ、離れ去る。

だから選挙に勝てない。

もう少し自分の票田を耕すことを考えてほしいものだ。

追記1 共産党を推せというが、共産党が弱者対策として、経済的に弱者を支える再分配って残念ながら経済的に的はずれなんだよな。経済政策で観れば共産党はありえない。そして共産党はフェミとバラモン左翼の巣窟になってる。そういうことよ。「リベラルは貴方のママじゃない」と強がってみても、実際に選挙で負けるたびに「愚民がー愚民がー」と発狂しているのは、要するにそういうこと。切り捨てた人間がいつまでも自分の味方をしてくれるという妄想を何故か捨てられないんだよな。

追記2 弱者男性の主張って、この場合「社会的弱者であっても普通に就職できて家族を持って貧困に陥らずある程度の幸せのなかで死にたい」ってことなんだけれど、これが「女をあてがえ」って読む人間は、まさにバラモン化してると思うなあ。

追記3 「なぜそんな弱者男性を助けなければならないのか?」とか言ってるから選挙に負けるんだよ。