[北京 22日 ロイター] - 中国国家インターネット情報弁公室(CAC)は22日、社会における敵対的な感情や景気に対する悲観論をあおるオンラインコンテンツを取り締まる2カ月間の活動を展開すると表明した。
中国経済が低迷し、若者の就職難が問題となる中、今年に入ってから負の感情を巡る懸念が強まっている。
同弁公室は、ソーシャルメディアプラットフォームのトレンドトピック、推奨コンテンツ、コメント欄の包括的な検査を実施する。ファングループの衝突を扇動するような内容や、経済に関するうわさなどが問題視されるという。また、「努力しても無駄」、「勉強しても無駄」といった人生に対する否定的な見方をあおるような投稿も監視対象になるとしている。