多文化共生って言う人ほど、実際には共生してない気がする。
多文化共生とか他人種共生とか言う人をよく見るけど、実際にそういう環境で暮らしてる人ってどのくらいいるんだろうと思う。
俺の住んでるエリアには、外国人労働者や技能実習生の人たちもけっこういて、夜中に外で話してたり、ゴミの出し方が違って揉めたりすることもある。
それを見てると、共生って言葉ほど簡単じゃない。歩み寄りも必要だし、文化の違いに戸惑うこともある。
でも、そういう中でちゃんと関わっていくことが、本当の共生なんだと思う。
一方で、共生を語ってる人の多くは、そういう現場にいない。
隣人も同じ日本人で、外国人との関わりなんてニュースかSNSくらい。
それで共生を語るのって、ちょっと違うんじゃないかと思う。
俺はいつも、当事者が決めるべきだと思ってる。
たとえば保育園の建設に反対する住民が叩かれることがあるけど、実際に騒音の影響を受けるのは、その地域に住んでいる人たちだ。
外から道徳的に受け入れるべきだとか言うのは、なんか違う気がする。
夜勤明けで寝ている人や、防音が弱い部屋で暮らしている人にとっては、生活の問題なんだから。
移民や多文化共生の話も同じだと思う。
受け入れるべきだと言うなら、まず自分の生活圏で実際に受け入れてみて、それでも良かったと思えるのかを語ってほしい。
共生って、理念じゃなくて生活だから。
移民賛成って言ってる人たち、ちゃんと多文化・他人種共生して、うまくいってる?