昔、前の勤務先である吉川弘文館出版部の先輩から言われたこと。
「印刷所・製本所の苦労を知っておくことは重要なので、できるだけ迷惑をかけないように丁寧にアカ字を入れるなど気を付けること。また「業者だから」という認識で居丈高な態度をとってはいけない。だけど
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一方で、その「苦労」に遠慮して、間違っている部分の修正や必要な作業を求めないという事をやってはいけない。そうしていたら読者の信用が得られなくなる」
技術だけでなく、こういう仕事の流儀みたいなものを叩き込んでくれた吉川の社員教育は優れていたので、伝えていきたいのですが、機会がない。