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世論の現状認識と乖離する大メディアの“高市ぎらい” 参政党躍進時を彷彿とさせる“叩けば叩くほど...

要約:

■ 1. メディアの高市批判の実態

  • 報道の傾向: 新聞やテレビの報道ぶりには高市ぎらいとも呼ぶべき実態が伺える
  • 公明党離脱報道: 公明党の連立離脱についてそれ見たことかとばかりに高市氏の窮地を報じている
  • 具体的見出し:
    • 朝日新聞デジタル: 自民に広がる下野の危機感 連立も選挙も…止まない公明頼みの声
    • 毎日新聞デジタル版: 視界不良の首相指名 高市氏選出の確証なし 石破氏続投論も

■ 2. 世論調査が示す高い期待

  • 期待度: 共同通信が自民党総裁選直後(10月4~6日)に行なった世論調査では、高市氏に期待するという回答が68%にのぼった
  • 女性首相への賛同: 女性首相の誕生について望ましいとどちらかといえば望ましいを合わせて86.5%に達した
  • 政党支持率の上昇: 高市効果で自民党の政党支持率は前月比10ポイント以上も急上昇した
  • 世論とのズレ: 就任直後の世論調査では期待するという声が大半だったことを考えると世論とのズレが浮き上がる

■ 3. グローバリズムとナショナリズムの対立

  • 藤井厳喜氏の指摘: 米国の状況と似たところがあると思う
  • グローバリズムとメディア: グローバリズムに親和性のある大メディアはナショナリズムを煽るトランプ大統領をこぞって批判する
  • 日本の状況: 日本の新聞・テレビもナショナリズム的に映る安倍晋三氏に批判的で、その流れを汲む高市氏を嫌忌するところがある
  • 米国との符合: 総裁選の高市氏勝利を見通せなかった日本の大メディアと、昨年の大統領選でトランプ圧勝を予見できなかった米国メディアの姿は符合する

■ 4. 時事通信カメラマン炎上事件

  • 発言内容: 高市総裁の取材待機中、支持率下げてやる、支持率下げる写真しか出さねえぞとつぶやきながら待ち構えていた
  • 炎上: 発言が中継カメラに拾われて大炎上した
  • メディアの姿勢: この騒動からもメディアの高市ぎらいが垣間見える

■ 5. 叩けば叩くほど強まる支持

  • 現象の発生: SNSやネットではそうした報道姿勢が批判を浴びており、その流れのなかで叩けば叩くほど高市支持が強まる現象まで見られる
  • 参政党との類似: 今年夏の参院選の際、大メディアや既成政党が参政党批判のキャンペーンを張ったものの、むしろ参政党の票が増えた現象に似ている

■ 6. 自民党反高市派の批判と炎上

  • 村上誠一郎総務大臣: 旧安倍派幹部を重用した高市氏の人事を公明党への平手打ちにあたると表現
  • 野田聖子元総務会長: 今回の自民党のトップみたいな人たちは、常に自公でやってきてもアンチの発言が多かったとSNSに投稿
  • 逆効果: いずれもネットで大炎上し、かえって高市擁護論が強まる結果となった

■ 7. ワーク・ライフ・バランス発言への批判

  • 高市氏の発言: 総裁選勝利後の第一声で馬車馬のように働いていただきます。私自身もワーク・ライフ・バランスという言葉を捨てますと発言
  • 朝日新聞の報道: 連日、古い日本の価値観を引きずったような発言で非常に残念だなど識者のコメントを報じて批判を続けた
  • 批判の不発: しかし批判が広がっているようには見えない

■ 8. 批判のカラ回り

  • 藤井氏の分析: 高市さんはワーク・ライフ・バランスについて言ったのではなく、自民党議員全員で一所懸命がんばろうという宣言
  • 的外れな批判: 新聞は言葉尻を捉えて高市批判を高めたかったのかもしれないが、発言の意図と全く噛み合っていない
  • 共感の不在: 批判がカラ回りして共感を呼ばない

■ 9. メディアの役割と危うさ

  • メディアの役割: 権力を批判的に監視するのはメディアの役割
  • 現状の危うさ: 世論の現状認識を誤った批判を展開しているように見えるところに今の危うさがある

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