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プーチン絶望!──ロシアが“絶対に落とさない拠点”と豪語したアレクセーエフカをウクライナ軍が...

要約:

■ 1. アレクセエフカ集落の奪還

  • 奪還の成功: ウクライナ軍がスム州方面のアレクセエフカ集落の奪還に成功し、集落中心を制圧した
  • 以前の状況: 数週間前までロシア側が強固な防衛拠点として保有していた地域で抵抗拠点として残存陣地が整備されていた
  • 現在の状況: 最新の戦況図ではウクライナ兵が村の中央に展開していることが確認され、南側の区画も支配下にある
  • ロシア軍の増援失敗: ロシア軍は追加の予備部隊を送り込んだが、その橋が接近段階で爆破され孤立状態
  • 放棄の可能性: ロシア側内部でもアレクセエフカを放棄せざるを得ないという声が上がってきている

■ 2. 静かな前進の戦術

  • 情報統制: 今回の突破は公式発表や派手な映像演出を伴わずに行われた点で注目されている
  • 以前の作戦: 数週間前、同地域でウクライナ軍がロシア部隊を河川で殲滅した映像が公開された
  • その後の戦術: その後は情報の流出を徹底的に抑え、静かな前進を続けていた
  • ロシア側の認識: ロシア側の司令官たちは川を渡ったり補給路の再利用がもはや無意味であることを理解したと見られている
  • 反撃の停止: 反撃の試みはほとんど現在止んでいる

■ 3. ロシア軍内部の不満

  • 人命の消費: 現地では人命を燃料のように使う司令系統に不満が広がっている
  • 兵士の認識: 現場の兵士たちは防衛命令を政治的パフォーマンスと感じている
  • クレムリンの姿勢: クレムリンはスム州がロシアとして存在するということを示すための象徴的な戦いを続けている
  • 軍事的破綻: 軍事的にはその維持を完全に破綻しつつある
  • 見せかけのパワー: プーチンが見せつけようとしたパワーが維持できないという現状が公然と表に出ている

■ 4. 政治命令と軍事現実の衝突

  • 政治的動機: ロシア側がアレクセエフカを死守する背景には明確な政治的動機がある
  • 宣伝の重要性: モスクワはこの地域を安全保障の緩衝地帯として宣伝しており、その象徴を失うことは国内宣伝の破綻を意味する
  • 実際の状況: 補給路は射程圏内にあり輸送車両が次々と爆破され、増援は到達前に壊滅している
  • 犠牲の増大: 戦略的価値を失った小規模な土地を保有するために多数の兵士が犠牲になっている
  • 根本的矛盾: 軍事司令よりも政治司令が優先されるという根本的な矛盾が存在している

■ 5. 補給遮断戦術の拡大

  • 戦術の核心: 補給と増援を接近前に破壊するという点にある
  • 具体的方法: ウクライナ軍は敵補給車両や集結地点をドローンと砲撃で狙い到着前に戦力を削ぐ
  • 結果: 村内のロシア部隊は孤立し、補給を絶たれたまま徐々に疲弊しつつある
  • 徐々な窒息: これは徐々な窒息と形容されており、新しい戦術にもなっている
  • 他戦線への展開: この手法がドブロポリアやポクロフスク方面周辺でも確認されている

■ 6. 補給線制圧の時代

  • 戦場の変化: 戦場はもはや侵攻初期の量で押す時代ではなく、補給線を制する側が主導権を握る局面に移行した
  • ロシア軍の限界: 力技でウクライナを切り崩していったロシア軍だが、ここに来てパワーが止まってしまった
  • ウクライナ軍の対処: 代わりにウクライナ軍が補給を断つことでロシア軍がじわじわと各方面から撤退せざるを得ない
  • 複合的要因: 士気低下、人員不足、資金不足、装備不足が重なっている
  • ロシアの苦境: ロシアは非常に今もがいている苦しい状況にある

■ 7. ロジスティック崩壊の連鎖

  • 補給線の遮断: アレクセエフカを中心とした戦線では補給線の遮断が連鎖的に波及している
  • 攻撃対象: 破壊された道路や橋梁に加え、弾薬庫、司令部、防空施設も連続して攻撃を受けている
  • クルスク州の麻痺: クルスク州のロジスティック網も麻痺状態
  • 物資供給の停止: ロシア軍は前線に新たな物資を送り込めず、結果として兵士の士気と疲労が加速している
  • 残留死の構図: 補給が途絶えた部隊は前線から撤退できず残留死という構図が形成されている

■ 8. 泥濘と疲労の現実

  • 季節の影響: 秋の雨によって地面はぬかるみ、走行車両は次々と動けなくなっている
  • 現地映像: 兵士たちが泥の中でバイクを引き上げる映像や立ち尽くす姿が映し出されている
  • 兵士の状態: 多くは食料もなく、数日間休息なしで行動していると分析されている
  • 過去の失敗: かつて夏の攻勢が失敗した理由の1つがまさにこの季節変化
  • 前進の停止: 秋の雨のタイミングが再来した今、ロシア軍の前進はほぼ不可能になっている

■ 9. 冬に向けた前線の膠着

  • 膠着の加速: この冬のフェーズに前線は膠着していくという流れが加速している
  • 注目ポイント: 基本的にはウクライナがどれだけロシアのエネルギーとインフラを破壊できるかという部分が強く注目されている
  • 攻撃対象: 製油所、電力インフラ、輸出拠点、ガス拠点などが最も注目される内容
  • 選挙への影響: それが最終的には選挙に大きく影響していく
  • 前線の現状: 前線の状況は基本的には膠着しており大きな動きはない

■ 10. 戦力分散と防衛線の脆弱化

  • 戦力の拘束: 補給と戦力がアレクセエフカ防衛に縛られているため、ロシア側は他の地域特にドネツクへの転用ができない
  • 構造的分散: これは構造的な戦力分散を生み出し、クルスクやベルゴロド方面の拠点防衛にも支障をきたしている
  • 後方の崩壊: 後方では補給基地や指令部が次々と破壊され、物資補充と通信統制の両面で崩壊が進行中

■ 11. 懲罰部隊の実態

  • 部隊の構成: 本来海兵隊や第810旅団と呼ばれる精鋭とされた部隊の多くは実際には再編成や寄せ集めにより構成されている
  • 士気の低下: 規律と士気を失っている現状があり、前線からの報告には飲酒、命令無視、悲観の蔓延などが頻発し戦闘意欲は壊滅的に低下している
  • 壊滅的状態: 形ばかりの精鋭は補給断絶と相まって壊滅的な状態に陥り、現地では軍の体をなしていないと表される事態が出てきている

■ 12. 契約制度の崩壊

  • 報酬の激減: 複数の地域で契約の支払いが激減しており、かつて360万ルーブル(約4万ドル、約600万円)だった契約一時金が現在40万から80万ルーブル(約120万から200万円)に減少
  • 地域差: 地域によっては5分の1以下になっており、もはやリスクに見合わないと多くの若者が契約を拒否している
  • 志願者不足: ある地域では最高額を払っても志願者が集まらなかったという報告も上がっている
  • インセンティブ崩壊: 経済的なインセンティブが完全に崩壊した
  • メンタルの崩壊: お金に釣られて戦場に行くロシアのメンタルがそもそも崩壊しつつあり、ピークを超えてしまった

■ 13. ロシア国内の余波

  • 帰還兵の増加: 前線から戻った復員兵や障害者が都市部で増加し、多くが街頭で支援を求めている光景がロシアで広まっている
  • 英雄の転落: 従軍中は英雄と呼ばれた彼らは帰還後に社会から求められず貧困の中で生活している
  • 財政の破綻: 地方自治体の財政は戦費と補填費で破綻寸前
  • 社会基盤の侵食: 戦争の代償はロシア国内の社会基盤そのものを侵食している

■ 14. 国際圧力の強化

  • 米国務長官の発言: 米国務長官は公開演説でロシアが戦争を止めなければ米国はウクライナに決定的な兵器を供与するということを発言
  • 終結の明言: 現大統領のもとでこの戦争は終結するということを明言
  • 兵器供与の可能性: 巡航ミサイル級の兵器や高精度情報支援が提供されれば戦況は短期間で決定的な転換点を迎える可能性が高い

■ 15. アレクセエフカの象徴的意義

  • 戦術の転換: ウクライナ軍が示したのは正面突破ではなく補給網を断ち切る締め上げの戦争
  • 戦術の影響力: この戦術は局地的な勝利を超えロシア軍のロジ構造そのものを崩壊させる力を持っている
  • 単なる陥落以上: アレクセエフカの奪還は単なる1集落の陥落ではなく戦争の質的な転換を示す現象
  • 複合的崩壊: 政治命令と現実の乖離、補給線の遮断、兵士の士気崩壊、国際圧力の増大が同時に作用している
  • 持続不可能: ロシア軍はもはや持続可能な戦闘体制を維持できない段階に入っている

■ 16. キーウと全国の電力問題

  • 空爆の継続: ロシアによるウクライナに対する空爆は継続されている
  • 大規模空爆の停止: あれ以降かなり大きな空爆はそこまで起きていない
  • 部分的空爆: ドローンによって火力発電所が集中空爆を受けるという事態は発生している
  • ブラックアウト: 10月15日にキーウ市内で大きなブラックアウト現象が起きた
  • 広範囲の影響: 電力の不安定化はキーウだけではなくハルキウ州の部分でも起きており、ウクライナの各地方でも起きている

■ 17. 電力不足の影響

  • インフラの対応: ポータブル電源やインターネットのサブ電源、通信キャリアのサブ電源などがあるため、比較的情報のやり取りは昔と違って現在できている
  • 気温の影響: まだそこまで冷え込みが本格化していない、大体0度ぐらいを行ったり来たりしている
  • 生活への影響: 食事を食べるタイミング、睡眠を取るタイミング、仕事ができるタイミング、動画を収録できるタイミングがかなり狂い出している
  • 精神的プレッシャー: 大きな精神的なプレッシャーとストレスになっている
  • 疲労の蓄積: 3年半で多くの人が精神的に参ってしまい、怒りが爆発してしまうという状況が起きている

■ 18. ストレスと人間関係

  • ストレスの蓄積: 1人1人がかなり自分の中に溜め込まれたストレスと今までのこの戦争に対する疲れが爆発している
  • 人間関係の揺らぎ: 人間関係がかなり揺さぶられるという局面が起きている
  • 相互ケア: 家族同士、友人、知人同士で支え合いながらお互いをケアしながら生活を続けている
  • 長期化の予測: この状況はこの冬しばらく続くのかなと理解しており、急速に改善されるということは正直起きないのかな
  • 対応の重要性: 重要なのはこれに対してどれだけ対応できるか、そしてどういうメンタルを持つかという部分

■ 19. オデッサ市長の国籍問題

  • 市長の名前: オデッサの市長、トルハノフという男性
  • 以前からの問題: 以前から問題視されていたが、なぜかそういう問題視された状況でもオデッサのトップが変わることはなかった
  • 二重国籍: ロシア国籍とウクライナ国籍の二重国籍を保有していたことが明るみに出た
  • ゼレンスキーの決断: ゼレンスキー大統領が今回この市民権の剥奪を実施した
  • 判断の遅れ: なかなか長い間決断が降りなかった背景がある

■ 20. オデッサの特殊性と大人の事情

  • マフィアとの関連: 実はオデッサは結構マフィアとの関連性が強い都市
  • 港都市の特性: 港都市というのは基本的にどの国でもマフィアとの関連性が強い都市になっている
  • 地方の自立性: 基本的には地方が1つの独立した国家みたいな形で権力みたいなものを握ってしまうケースがある
  • 市民の特徴: オデッサの市民はロシアにつくのは明確に嫌だが、キーウから指図を受けるということを特に嫌う国民の傾向が強い都市
  • 多民族性: 元々自立心が強く、いろんな多民族、特にユダヤ系が多い町がオデッサ
  • グローバル性: 港町なのでグローバルな生活をしている国民が非常に多い

■ 21. 問題解決の困難さ

  • しがらみの存在: いろんなしがらみがあって解決できなかったという大人の事情みたいなものがあった
  • 全国への波及: 今回オデッサとの関係が切れると共に全国にも拡大する流れがおのずと起きている
  • デリケートな問題: 非常にデリケートな問題
  • 政府の正義性: 完全に今のウクライナ政府が正義なのかと言ったらそういうわけではない
  • 切れないポジション: トップに立つ人間として切りたくても切れないポジションにいる人達がいる、それがオデッサ市長