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高市早苗氏を第104代首相に選出 憲政史上初の女性宰相へ

衆院は21日午後、本会議で首相指名選挙を行い、自民党の高市早苗総裁を憲政史上初の女性首相となる第104代首相に選出した。

首相指名選挙は高市氏が過半数(233議席)を上回る237票を獲得し、決選投票に進むことなく首相指名が決まった。参院本会議でも首相指名選挙が行われるが、衆院と異なる議決となった場合も最終的に衆院の議決が国会の議決となる。

高市氏は選出後、直ちに組閣に着手し、宮中での親任式と閣僚認証式を経て、自民と日本維新の会による連立政権を発足させる。夜に官邸で記者会見し、今後の政権運営について説明する。

高市氏は新内閣で、当面の物価高に対応するための令和7年度補正予算案の編成を指示する方針。悪化する安全保障環境に対応するため、政府が同4年に策定した「安保3文書」の前倒し改定も指示する。

この臨時国会では、維新との連立合意に盛り込まれた衆院議員定数の1割削減をどう実現させるかも大きな課題となる。

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