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おいら(パイモン)が男女論を知る日【ゼロの使い魔/寄生獣】

要約:

■ 1. 基本情報

  • 配信日:2025/11/28
  • 参加者:バイモン大好きおじさん、遊牧民(タバサ/毒王子)

■ 2. 論点1:男女論の社会的有益性について

  • 遊牧民の主張:
    • 男女論は社会にとって有益な行為である
    • インターネットの言論がリアルの言論に直接反映される時代である
    • 社会にとって有益な思想を啓蒙している以上、恥ずかしい行為ではない
    • インターネットでの発信が現実社会に影響を与える
  • バイモン大好きおじさんの視点:
    • 有益かどうかと恥ずかしいかどうかは別の軸である
    • 有益だから恥ずかしくない、無益だから恥ずかしいという単純な関係ではない
    • 社会学や社会をよく知らない立場から質問している

■ 3. 論点2:「猿」「病気の知り合い」の必要性(運動論)

  • 遊牧民の主張:
    • いわゆる「病気の知り合い」(感情的な男女論者)は実際に多い
    • 運動として考えると感情的な参加者も重要である
    • フェミニズムや黒人差別撤廃運動も同様に、当初は感情を煽ることからスタートした
    • 理性的な議論だけでは少数の賢い人間しか参加できない
    • 賢くない人間も巻き込む必要がある
    • 感情を煽られて入った人の中から真面目に考える人が出てくる
    • 話題を目立たせ、運動に参加する人を増やす効果がある
  • バイモン大好きおじさんの理解:
    • 男女論には「真面目な議論」と「病気の知り合い」の両方が存在する
    • 自分が知っていたのは主に「女叩き、男叩き」である
    • 運動として意味があるという認識は持っていなかった

■ 4. 論点3:インターネット言論の影響力

  • 遊牧民の主張:
    • インターネットの言論とリアルの言論の境目がなくなってきている
    • インターネットでの議論が直接リアルに影響を与える時代である
    • 「インターネットで話しているだけ」という批判は当たらない

■ 5. 論点4:分かり手(小山明博)の活動と思想

  • 分かり手の特徴:
    • 男女論界隈で活動している
    • 男性差別の撤廃、男性が損される社会への問題提起を行っている
    • 雑誌への寄稿やリアルでの討論会も実施している
    • 非常に筋が通っている人物である
    • 間違っていると思ったら間違っていると言う
    • 意のある返答があれば議論するが、議論に乗らず逃げると怒る
    • 仲が良くても思想を曲げることはしない(純粋性を重視)
  • 遊牧民と分かり手の関係:
    • 遊牧民は分かり手と仲が良い
    • 分かり手のことが好きすぎて、男女論を擁護する際に「分かり手という素晴らしい人間」を根拠に出してしまうことを自覚している
    • キスのエピソードなど個人的な経験も共有している

■ 6. 論点5:男女論が恥ずかしいかどうか

  • 遊牧民の主張:
    • 社会にとって有益な思想を啓蒙している以上、恥ずかしくない
    • 運動として正しい
  • バイモン大好きおじさんの主張:
    • 運動的には正しいかもしれないが、恥ずかしいか恥ずかしくないかで言ったら恥ずかしい
    • 討論の開始時と立場が逆転した形になった

■ 7. 論点6:フェミニズムとの比較

  • フェミニズム運動の歴史:
    • 当初は犯罪行為をして感情を煽るところからスタートした
    • 理論的な部分を考える人もいたが、大半は感情を煽られて参加した
    • その中から真面目に考える人が出て、思想的バックボーンが充実した
  • フェミニズム内部の対立について:
    • 遊牧民の主張:フェミニズムには思想対立がない
    • ディスカッションの歴史がない
    • フェミニストの対談は「そうだね」という共感しかない
  • JKローリングの例:
    • JKローリングは母体系フェミニスト(女性はすごい、母親は強い)である
    • トランスジェンダーを女性として認めない立場である
    • ラディカルなLGBT肯定派のフェミニストと対立している
    • 遊牧民の解釈:これはフェミニズムの思想対立ではなく、LGBT肯定派vs否定派の対立である
    • 「女性のエンパワーメント」という思想では一致している
    • 「どこまでを女性に含めるか」という範囲の問題である

■ 8. 論点7:男女の根本的な違い

  • 遊牧民の経験:
    • 女性の話がつまらないという問題がある
    • 女芸人が面白くない問題がある
    • 男のブサイクがいじられるのは笑えるが、女性がいじられるのはかわいそうに感じる
  • 分析:
    • 男性には「余裕」を感じられる(叩かれても後で仕事で頑張れば成功できる可能性がある)
    • 女性には余裕を感じられない(このまま折れていくのではないかと心配になる)
  • 結論:
    • こうした差別的な思考がなぜ生まれるのかを考えると、根本的な部分の違いに行き着く
    • 根本的な部分の話をすると男女論になる
    • そうしたことを語ることすら許されない環境はおかしい

■ 9. 論点8:男女差別主義との葛藤

  • バイモン大好きおじさんの経験:
    • 大学時代は女性を舐めていた
    • その後、男女差別に悲しみ、撤廃しなければと考えた
    • しかし「THE W」を見て女芸人のつまらなさに頭を抱えた
    • 自分が男女差別主義者なのかと悩んだ
  • 遊牧民の経験:
    • なぜ自分の思考が差別的になるのか悩んだ
    • 本来差別はいけないはずなのに、思考が差別的になる理由を考えた
    • 最終的に根本的な部分の違いに話が収束した

■ 10. その他の話題

  • 二次創作・アニメ関連:
    • ゼロの使い魔の話題
    • ガンダムと銀河英雄伝説の比較
    • ジークジオン(ジークアクス)への批判
  • メタ的な議論:
    • コメント欄の質について
    • 配信時間(予定1.5〜2時間が実際は2.5時間になった)
    • 討論の進め方

■ 11. 全体的な流れ

  • 男女論が恥ずかしいかどうかという問いから開始した
  • 遊牧民が「社会的有益性」を根拠に恥ずかしくないと主張した
  • 「猿・病気の知り合い」の必要性について運動論的に議論した
  • フェミニズムとの比較を通じて運動の在り方を検証した
  • 男女の根本的な違いについての個人的経験を共有した
  • 最終的に「運動的には正しいが、恥ずかしいかどうかは別」という着地になった
  • 結論:立場は開始時と逆転し、遊牧民が男女論を擁護する側、バイモン大好きおじさんが一定の理解を示しつつも「恥ずかしさ」は認める側となった