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香港高層マンション火災の真相。欠陥構造と格安材料が原因で128人タヒ亡【ゆっくり解説】のコメント

香港人です

まずはっきりさせたいことですがこの火災は100%の人災です。ここまで破滅的な火事になってしまったのは竹の足場のせいではなく

・安全基準未満の防護ネット

・そもそも使用すべきものじゃない発泡スチロール

が最大の原因です。

これらの使用されたことに監督の責任から視線を逸らすために竹足場の廃止論に転じただけにすぎない。

さらに言うと火災報知機すら故意的に切られていた。

またこの工事を担当する会社は過去に多数の条例違反を侵し、2023年に小規模工事禁止命令を受けていたにも関わらずこの大規模な改修契約を勝ち取ったのは

複数の業者が事前に談合して入札を操作したからです。今回の工事の過程でも住民は何度も火災のリスクを訴えていたが、まともに相手にされません。

あと、家を失い食料も寝所もなくなった人々のために、市民は自発的に大量な物資を集めて住民に提供し、それらの提供と輸送は全て無償で行っていた。

なぜなら政府は無能の極みで何一つ助けてくれません。それならまだよかったが、政府の走狗である「關愛隊」(名目上各区域の市民の助けになるボランティアチームだが、その実態は膨大な予算をもらいながら、やることは有事の際現場に赴き自撮りをして仕事してますよ感をアピールするだけの人間のクズの集まりです。何一つ、本当に何一つ役に立ちません)が手柄を掻っ攫うべく物資を勝手に接収すると宣言し、ここ数日無償でボランティア活動をしていた市民を追い出す。

立場上政府全肯定の新聞紙「文匯報」がボランティアの市民が集まるのは「違法な集会であり、政治的意図を持って乗っ取ろうとする」と理不尽な疑いをかけようとし、悪者にしようとしている。

政府も恰も最初から「關愛隊」が被災者の世話をしている風に発表し、市民の助力に感謝するどころか言及すらしていない。

何故かと言うと、2019年の大規模デモ以来政府は市民が協力しあって何かをすることを極度に恐れ、異常なまでに制限しようとするからです。彼らはそれが香港政府、そして中国への反逆に繋がりかねないという被害妄想に陥り、どんな小さな可能性でも徹底的に潰そうとしています。例えこんな惨劇の直後でもそれは構いなしです。

会社も政府も、何もかも腐っています。これが今の香港です。