■ 1. 岡田克也元外相の発言と波紋
- 立憲民主党の岡田克也元外相が21日のNHK番組で国民感情をコントロールしていかないとという発言を行った
- 高市早苗首相の台湾有事を巡る国会答弁に関連した文脈での発言
- この発言が各方面から批判を受け波紋を広げている
■ 2. 山尾志桜里氏の批判
- 元衆院議員で弁護士の山尾志桜里氏が23日にXで日本のリスクと批判
- 党の安全保障を代表する立場での発言を党が放置するなら立憲民主からの発信はすべて国民感情を管理誘導する意図を織り込んで聞く他ないと指摘
- 歪んだ情報提供で国民の思考回路を遮断し感情をコントロールする手法は中国共産党そのものと批判
- 政治手法において無意識に中国と親和性のある国会議員集団が野党第一党であること自体が日本のリスクとの見解を示した
■ 3. 岡田氏の国会質問に対する山尾氏の見解
- 岡田氏の質問意図の推測:
- 台湾有事でも自衛隊は出さないと高市総理に言わせて日本国民の警戒感を解き親中感情を育成しようとした
- 実際の結果:
- 高市総理は台湾有事は存立危機事態になりうるという極めて正しい情報提供を行った
- 中国側の異様な過剰反応を見た日本国民は極めて冷静な対中警戒感を示した
- 岡田氏への評価:
- 自分の描いた理想と現実のギャップを理解することができない
- 高市政権を支持する国民をもはや理性的存在とみることができない
- 国民の感情をコントロールと口走るのは見ていてつらいものがある
- 政治家としてあるまじき発言
■ 4. 立憲民主党の体質への批判
- 立憲のエリート主義は今に始まったことではない
- 辻元清美議員の持論である国民を二分するから改憲議論はしちゃだめという主張にもみられる愚民思想と同根
- 日本の左派リベラルの伝統芸との指摘
- 親中・親立憲に向かない国民感情にいらだってのコントロール発言
■ 5. 百田尚樹氏の言及
- 日本保守党の百田尚樹代表が22日のユーチューブ動画で岡田氏について話題にした
- NHK番組での経緯:
- 保守党の有本香事務総長が日中友好議員連盟について米国国防総省が中国が日本の世論や政策を中国側に有利に動かすための機関だと報告していると発言
- 岡田氏は侮辱だと思うと反発した後に国民感情のコントロールに関して言及
- 百田氏の指摘:
- 米国は日中友好議連が国民の世論を中国側に有利なようにコントロールしていると判断している
- 岡田氏は怒りながら国民感情をコントロールしていかなあかんと発言
- 岡田氏自らがバラしているとの見解
■ 6. 米研究機関の報告書
- 米ワシントンの研究機関ジェームスタウン財団が2019年6月に報告書を発表
- 報告書のタイトルは日本での中国共産党の影響力作戦の調査
- 日中友好議連などの友好団体が中国共産党の統一戦線工作部などの工作対象だとしている