■ 1. 概要と背景
- 2024年の再犯率は46.2%を占め社会的課題となっている
- 番組「ABEMA Prime」にて元受刑者が犯罪に至る経緯と出所後の現実を議論した
- 元レディース暴走族総長で現在は元受刑者の雇用支援に取り組む廣瀬伸恵氏が更生の難しさと社会の厳しさを語った
■ 2. 廣瀬氏の犯罪歴と背景
- 廣瀬氏の来歴:
- 10代でレディース暴走族の初代総長を務めた
- 覚醒剤の営利目的所持・使用により2度の収監を経験した
- 犯罪に至った動機:
- 組織のリーダーとしての見栄とプライドを保つための資金が必要だった
- 後輩との飲食や特攻服の刺繍などに多額の費用がかかった
- 暴力団のケツ持ちを通じて薬物を容易に入手できる環境があった
- 薬物売買で月200〜300万円を稼ぎそのほとんどを見栄や後輩のために使った
- 暴走族内の力学(武井勇輝氏の補足):
- 暴走族内では金とケンカの強さが上位者の条件となる
- 金がなければトップには立てない構造がある
■ 3. 元受刑者雇用支援の実態
- 廣瀬氏の現在の活動:
- 建設請負会社「大伸ワークサポート」の代表を務める
- 従業員43人のうち約9割が元受刑者という構成となっている
- 元暴力団員・上村氏の証言:
- 過去を隠しながら働くことが精神的負担となる
- 廣瀬氏の会社では過去を受け入れてもらえるため精神的負担が軽減される
- 出所直後は金がなく一般生活への復帰にも費用がかかる
- 金を作れない者が再犯に至るという悪循環が存在する
- 雇用支援の限界:
- 10人中1〜2人がうまくいけばよい方という現実がある
- 残りは姿を消すか再び逮捕される
- 薬物・窃盗・ギャンブル依存症は更生が特に困難
- 廣瀬氏の会社から昨年だけで3人が再犯した
■ 4. 社会からの排除とセカンドチャンスへの訴え
- テレビ出演時に「なぜ笑うのか」「反省していない」等のアンチコメントが多数寄せられる
- 一度でも罪を犯した者は笑うことも許されないという社会的圧力が存在する
- 失敗が許されない風潮が更生の妨げとなっている
- 廣瀬氏の訴え:
- 社会から排除しようとする傾向が続き元受刑者が追い詰められている
- 当事者は反省してリセットした上で出所している
- セカンドチャンスに目を向けるよう社会に求めている