■ 1. 事件の概要
- 伊東市の前市長・田久保眞紀被告が学歴詐称問題をめぐり地方自治法違反と有印私文書偽造・同行使の罪で在宅起訴
- 東洋大学を卒業していないにもかかわらず卒業証書を自作し偽造した
- 市議会議長・副議長・市職員に偽造した卒業証書を卒業の証拠として提示
- 2025年8月13日の市議会百条委員会で虚偽の証言を行った
- 3月30日に在宅起訴された
■ 2. 偽造の手口
- 偽造期間: 2025年5月29日頃から6月4日までの間に実施
- 方法:
- 卒業証書と題する書面を自作
- インターネット通販で事前に作成した学長名および学部長名の判子を押印
■ 3. 虚偽証言の内容
- 百条委員会での証言: 「私が除籍である事実を知りました、つまりは卒業できていないという事実を知りましたのは、6月の28日、大学の方に訪れた時になります」と発言
- 実態: 以前から大学を卒業していない事実を認識しており、記憶に反した虚偽の証言とされる
■ 4. 公判前整理手続の請求
- 田久保被告側が静岡地裁に対して公判前整理手続を請求
- 公判前整理手続の目的:
- 法廷審理前に検察官と弁護人が争点・証拠を事前に調整・整理
- 争点の絞り込みや証拠の取捨選択により審理の円滑化を図る
- 請求の採否は裁判官が必要性を判断
- 被告側の狙い: 検察側の主張や証拠など出方を探ることにあると見られる
■ 5. 被告・弁護側の姿勢
- 任意聴取の段階でいずれの犯罪についても成立を否認
- 代理人弁護士の見解:
- 捜査段階では疑念を深めた卒業証書とされる書類を提出しない方針
- 公判請求された場合は弁護側立証のために必要な範囲で裁判所に提出する可能性を留保