■ 1. 概要
- 社民党は29日に東京都内で定期党大会を開催
- 来賓あいさつの場で、党首選対応と辺野古船転覆事故をめぐる幹部発言に対し、異例の苦言が呈された
- 来賓として出席した全労協の渡辺洋議長が批判的な指摘を行い、会場からも賛同の声が上がった
■ 2. 党首選対応への批判
- 経緯:
- 4月6日の党首選で福島瑞穂氏が選出されたが、決選投票で敗れた大椿裕子氏は結果発表の会見で発言させてもらえなかった
- 渡辺議長の指摘:
- 落選者に発言させない対応が記者から追及され、混乱を招いた
- SNSや新聞でも取り上げられたが、拡散された内容はネガティブなものばかりだった
- 混乱への言い訳に終始したという印象しか残らなかった
■ 3. 辺野古船転覆事故をめぐる幹部発言への批判
- 問題となった発言:
- 服部良一幹事長が3月の集会で「そもそも辺野古の新基地建設をいつまでも続けるのが悪い」「こんなことをしなかったら、こういう事故も起こり得なかった」と発言
- 渡辺議長の反論:
- 哀悼の意は述べられていたものの、事故は基地の存在がまねいたと言わんばかりの内容だった
- 基地の存在が危険であるならば、その危険な場所に子どもを連れて行った大人たちの判断の甘さこそ問われるべきである
- 事故の責任はひとえにボートの運営主体にある
- 反基地運動は正義であっても、その正義を理由に事故責任を軽減してはならない
- そうした自覚があまりにも希薄だったと言わざるを得ない
■ 4. 党の役割への問題提起
- 社会民主主義を掲げる政党およびリベラル勢力を束ねる勢力は引き続き必要である
- 現在の社民党がその役割を担えるかどうかが問われていると指摘
- 2月の衆院選沖縄2区において、自民党の圧勝が予測される中で野党勢力の分裂を招き、大局的な対応ができなかったことへの遺憾も表明
- 最後に党の奮闘と再起への期待を述べた