■ 1. 会長選の概要
- 2026年5月15日に投開票が行われる、立憲民主党東京都連で初めての会長選
- 前会長の長妻昭氏が中道改革連合に合流するため離党したことに伴い実施
- 立候補に必要な推薦人は10人以上
- 候補者:
- 蓮舫氏: 都議をはじめとする約20人の推薦人
- 川名雄児・武蔵野市議: 市町村区議ら約60人の推薦人
■ 2. 蓮舫氏苦戦の現状
- 推薦人数が川名氏の3分の1弱にとどまり、劣勢との観測が広まる
- 投票者は自治体議員を中心とした約200人で、川名氏の推薦人は約60人にのぼる
- 蓮舫氏周辺からは「自治体議員に負けたら政治生命は終わり」「勝ち目がない」との声が漏れる
■ 3. 苦戦の背景
- 手塚仁雄前衆院議員との関係:
- 手塚氏は都連幹事長として共産党と蜜月関係を築き、ワンマンな運営を行ってきた
- 自身の当選のために立憲候補者を衆院選直前に選挙区から降ろすなどの行為を行った
- 蓮舫氏は手塚氏と昵懇の仲とみられており、「手塚氏の影がちらつく」として警戒される
- 候補者擁立をめぐる不満:
- 手塚・蓮舫氏と近い若手女性候補が国政選挙・都議選で優先的に擁立された
- 市町村議会で経験を積んだベテラン議員が軽視されてきたとの不満が自治体議員に蓄積している
■ 4. 中道結成をめぐる自治体議員の反発
- 永田町のトップダウンで決まった中道結成の動きが自治体議員の不満を爆発させた
- 立憲都連の各総支部に中道候補者が「顧問」として就任する制度への強い反発:
- 「政党が異なる人が顧問になるのは、組織として明らかにおかしい」との声が上がる
- 中道に移った国会議員・落選者が立憲都連の運営に口を出し続ける姿勢への強い拒否感
- 川名氏は中道結成や公明党との連携に反対する層の受け皿となっている
■ 5. 会長選後の見通し
- 都連事務局幹部が特定候補の推薦人集めに関与するなど、組織の「私物化」への批判が上がる
- 蓮舫氏陣営からは川名氏推薦人議員への批判(党員集め目標未達成、新人擁立妨害など)が飛ぶ
- いずれの候補が勝利しても、両陣営間のしこりが残ると見られる
- 仮に蓮舫氏が勝利しても新執行部への反発は収まらないとの見方がある