■ 1. 追送検の経緯と容疑内容
- 静岡県警は6月4日、伊東市の前市長・田久保眞紀被告を3つの容疑で静岡地検に追送検した
- 公職選挙法違反:
- 報道機関に虚偽の経歴を伝えて掲載させた
- 虚偽公文書作成・同行使:
- 市長当選後、市の広報誌に虚偽の経歴を記載した上で発行した
- 地方自治法違反:
- 市議会の百条委員会に正当な理由なく出頭を拒否した
- 証言を拒んだり、求められた記録を提出しなかったりした
■ 2. 検察による不起訴処分
- 静岡地検は6月10日付で、3容疑すべてを不起訴処分とした
- 理由として「嫌疑不十分と判断した」と説明した
■ 3. 菊地幸夫弁護士の見解
- 証拠評価:
- 警察と検察が集めた証拠からすれば、有罪にすることは難しくないとの見解を示した
- 量刑の相場論:
- 罪の数が増えても、有罪になった場合に刑がどんどん重くなるわけではなく、ある程度の相場があると述べた
- 不起訴の合理的判断:
- すでに起訴されている件で有罪にできる自信が検察にある
- 追加の罪を加えても刑が大幅に重くならないため、現状で作業を終えた方が手っ取り早いという判断だと分析した
■ 4. 既存の起訴内容
- 田久保被告は3月30日、地方自治法違反と有印私文書偽造・同行使の罪で在宅起訴されている
- 起訴の背景は学歴詐称問題であり、実際には除籍されていたにもかかわらず東洋大学法学部卒業と偽ったことに関連する