■ 1. 事件の経緯と起訴・追送検の内容
- 静岡県伊東市の田久保真紀前市長が学歴詐称問題をめぐり刑事手続きの対象となっている
- 静岡地検はすでに以下の罪で田久保前市長を在宅起訴済み:
- 大学の卒業証書を偽造し市議会議長らに示した有印私文書偽造・同行使の罪
- 百条委員会で虚偽の陳述をした地方自治法違反の罪
- 警察は6月4日、以下の容疑で追送検:
- 虚偽の経歴を報道機関に提出した公職選挙法違反の疑い
- 市の広報誌に虚偽の学歴を掲載した虚偽公文書作成・同行使の疑い
- 百条委員会への出頭・証言を正当な理由なく拒否し記録を提出しなかった地方自治法違反の疑い
■ 2. 不起訴処分の決定
- 静岡地検は6月10日、追送検された容疑すべてについて嫌疑不十分として田久保前市長を不起訴処分とした
■ 3. 検察審査会への審査申し立て
- 虚偽公文書作成などの容疑で田久保前市長を刑事告発した千葉県内の自治体職員の男性が、不起訴処分を不服として来週にも検察審査会に審査を申し立てる方針
- 男性のコメントの要旨:
- 公文書に対する市民の信頼を守る観点から、強い疑問と憤りを禁じ得ない
- 偽造の事実が捜査・審査の過程で明らかになっている以上、その後の公的文書の作成・取り扱いについても嫌疑不十分とは到底言えない
- 起訴相当と判断されるべきであり、市民で構成される検察審査会に改めて審査を申し立て、起訴の当否の判断を仰ぐ