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恥を晒しついでに、同業者(とりわけ若い人)に反面教師的な事例を提供するつもりで書いておきます。

恥を晒しついでに、同業者(とりわけ若い人)に反面教師的な事例を提供するつもりで書いておきます。

私の業務破綻は、普通の意味での業務過多によるものではありません。「普通の意味での」というのは、処理能力が落ちているのに対して相対的に過多だったとは言えるけど、事件そのものはそんなに多かったわけではないよということです。

多かったといえば、2年続けて4000〜5000万円の売上があった時期もあり、当然それなりに事件数も業務量も多かったですが、当時は普通にというか、むしろ余裕で回ってました。

客単価は安め、法テラスも国選も普通にやり、かつ顧問先は当時たしか3社とかですかね。それでもそこまでハードワークしていた覚えはないです。まあ帰宅が23時台になるくらいはしょっちゅうでしたが、土日は概ね休めていたし、労働時間の総量はともかく日程の融通はきくので、子どもの行事も皆勤だったり。

「弁護士は激務だよ」「弁護士は稼げないよ」

法クラ頻出のいずれの話も、各先生方の実感に基づいたもので、それなりの妥当性はあるのだろうと思います。しかし当時の私の主観においては、弁護士(マチベン)は十分稼げるし、ワークライフバランスも意外と行けるじゃんという感じでした。

例えば売上2000万で暇で困ってるならわかるけど、忙しいのに売上2000万とか何なの?2000なんて週3日労働でも行くじゃろ?くらいに思ってました。

他方で、私が色々あって処理能力がガタ落ちして以降は、事件数を減らしまくってもまだまだ捌けないという状態になりました。停滞していたここ数年で私が抱えていた事件数なんて、本来なら週3どころか週2労働でも余裕で捌けるような量ですよ。

こういう次第なので、私の業務破綻はあくまで私個人の特殊な事情によるものであり、弁護士業界こんなにキツい!的な話とはやや縁遠いと思っています。

ただ、私の件に弁護士…というか零細町弁特有のキツさが関係あるとすれば、不調に陥ったときに仕事を人に巻き取ってもらうとかできないことですかね。そこはまあ厳しいっちゃ厳しい点とは思います。

というわけで、基本的に私の件は、私の属人的な要因により勝手に墜落しただけです。

若い人は安心して町弁になりましょう。

@lawkus