■ 1. ツアーの概要
- ツアー名は「アジアの平和と未来をひらく若者訪中団」
- 2025年8月14〜19日(戦後80年)に初回開催
- 参加者42人のうち学生は約30人(東大・早稲田・同志社・九州大・琉球大など)
- 学生の渡航費・食費・宿泊費・交通費・ガイド料を中国側が全額負担
- 表向きの主催は市民団体「広範な国民連合」
■ 2. 主催組織の実態
- 実質的な引率者は政治団体「日本労働党」の党員
- 日本労働党の規約:
- マルクス・レーニン主義を指導思想とする
- 「アメリカ帝国主義の支配を一掃し、売国反動派を打倒して人民民主主義革命を経て社会主義社会を建設する」と明記
- 日本労働党は1974年結党:
- 中国との関係悪化を機に日本共産党から除名された親中派メンバーが結党
- 1990年代に日本共産党が労働党との関係解消を中国側に要求
- その後、「広範な国民連合」を窓口として中国との親密な関係を継続
■ 3. 参加学生の動機と反応
- コアメンバー(班長格):
- 市民運動を通じて「広範な国民連合」関係者から勧誘された「ガチ」な学生
- その他の参加者:
- 「無料で海外に行けるから」というゆるい動機の学生が多数
- 学生の約半数は中国到着後に日本労働党の関与を知った
- 違和感を覚えた学生も多かった
■ 4. 帰国後の勧誘活動
- ツアー中に団体への入党勧誘が行われた
- 入党申請書には「出身階級」と「個人の闘争歴」の記入欄が存在
- 帰国後も学生への勧誘が継続
- 党員から「暴力革命を目指しているか」と問われ「やるよ」と回答された事例あり
- 事情を知った保護者が慌てて学生を引き離した事例あり