■ 1. 判決の概要
- 2024年4月に北海道旭川市の神居大橋で女子高校生(当時17歳)が石狩川に転落死した事件の裁判員裁判
- 旭川地裁は2026年6月22日、内田梨瑚被告(23歳)に懲役27年の判決を言い渡した
- 罪名は監禁、殺人、不同意わいせつ致死
- 判決内容は検察の求刑通り
■ 2. 法廷内での乱入事件
- 判決文の読み上げ途中、廷内に男が侵入し午後3時10分に一旦休廷となった
- 男の行動:
- 法廷後方のドアから侵入し、傍聴席横を通って柵を突破
- 裁判長の方向に向かって走った
- 「この判決じゃ報われねえぞ」「死ねや」などと叫んだ
- 取り押さえられた際、「こんな判決おかしいだろうが、死刑だろうが」「27年なんて生ぬるい」などと叫んだ
- 裁判所職員が取り押さえる際に机の上に乗るなど、現場は騒然となった
- 男は駆け付けた警察官に引き渡された
- 男の特徴は坊主頭、50〜60代とみられ、黒のTシャツ着用
■ 3. 事件の経緯と起訴内容
- 被告は自身が写った画像データをSNSに無断投稿した被害者(当時17歳)を車に乗せた
- 車内で暴行するなどして監禁
- 旭川市内の神居大橋に連れ出し、服を脱がせて動画撮影
- 橋の欄干に座らせ「落ちろ」「死ねや」などと言い、川に落として死亡させた
■ 4. 裁判での争点
- 弁護側の主張:
- 殺人罪について「殺すつもりはなく、橋の上に置いてきただけ」と否定
- 不同意わいせつ致死について「死との因果関係はない」と主張
- 検察側の主張:
- 全ての罪が成立すると論告
- 「心身共に極限まで追い詰めた上で確実に死に至らしめ、痕跡すら残らない方法で殺害した、極めて残虐・悪質な犯行」と指摘
- 懲役27年を求刑