■ 1. 背景:ローンオフェンダー対策の強化
- 2022年の安倍晋三元首相銃撃事件および2023年の岸田文雄首相(当時)襲撃事件を契機に、組織に属さない単独テロ「ローンオフェンダー(LO)」対策の重要性が高まった
- 公安警察は以下の活動を継続している:
- 武器・化学薬品の製造に関する情報の収集・分析
- SNS上での要人・政府への攻撃を示唆する書き込みの監視
- 組織体制の整備:
- 警察庁は2025年以降、国政選挙時に「LO脅威情報統合センター」を設置
- 警視庁は2025年春に「公安3課」を新設し、LO対策専従部署を配置
■ 2. 捜査を受けた女性の証言
- 経緯:
- 40代女性が衆院選を控えた2026年1月中旬〜下旬に、「火炎瓶」「焼身自殺」という言葉を含む短文をXに2回投稿
- 投稿から約1週間後の朝方、警察官が自宅を訪問し、武器を実際に製造しているか聴取
- 聴取の内容:
- 聴取は任意で、玄関先で数分間行われた
- 女性は投稿への反省を示し、襲撃・自殺の意図がないと説明
- 警察官はその後引き揚げた
■ 3. 女性の受け止めと疑問点
- 女性のコメント:
- 「あの書き込みで捜査を受けるとは思わなかった」と驚きを表明
- 投稿の前後の文脈から冗談だと分かると考えていた
- 未解明の点:
- 匿名アカウントからどのように本人が特定されたか、警察側から説明はなかった
- 現状:
- 今もSNSを監視されている可能性への不安を抱え、居心地の悪さを感じている