■ 1. 事件の概要と書類送検
- 横浜市議会の谷田部孝一議員(76歳、立憲民主党)が、2025年10月の九州視察中、宿泊ホテルのエレベーター内で同僚女性議員に同意なくキスをするなどした疑いで書類送検された
- 神奈川県警は2026年7月1日に不同意わいせつの疑いで書類送検
- 谷田部議員は横浜市議として9期連続・約35年のベテランで、2019年から2年間は市議会副議長を務めた経歴を持つ
- 谷田部議員からの謝罪はない
■ 2. 被害者・田中優希議員による実名会見
- 被害を届け出た田中優希議員が2026年7月3日に実名で会見を行い、不同意わいせつの根絶と同様の被害者による警察への相談・行動を訴えた
- 被害の詳細:
- 谷田部議員に頭を掴まれ、強引にキスをされ、口の中に舌を入れられた
- 呼吸できない状態で、力が強すぎて抵抗できなかった
- 対応の経緯:
- 2026年1月、立憲民主党本部および神奈川県総支部連合会に「性加害に強く抗議の意を表し離党する」として離党届を送付
- 離党が認められたのは同年4月で、党から性加害に関する問い合わせや調査は一切なかった
■ 3. 別の立憲民主党関係者による約4年間の被害
- 初当選直後の2019年5月から2023年3月頃までの約4年間、立憲民主党の別の関係者から不同意わいせつに当たる行為を継続的に受けた
- 具体的な被害内容:
- 抱きつかれ、拒むと仕事をしづらくされた
- 強引にキスをしてきて、振り払うと激怒された
- 自宅在宅の有無を調べられた
- 仕事中に田中議員の臀部の写真を送りつけられた
- 相手は「共に仕事をすることが多い」人物であり、4年間被害を公言できなかったと振り返り、後悔と無力感を表明した
- 本件は現在、民事裁判で係争中
■ 4. 党の対応への不満
- 立憲民主党本部に当時設置された外部相談窓口に相談し「親身に対応してくれた」としたが、加害者側への連絡を恐れ、踏み込んだ対応は求めなかった
- 神奈川県総支部連合会のハラスメント委員長に相談したところ、加害者が関係する国会議員にすぐに連絡が行った
- 調査なしに加害者側へ直接情報が伝わった点について、二次加害防止のための適切な手順が取られなかったと不満を述べた
■ 5. 田中議員の訴え
- 「キスくらいで許してあげなさい」という声が届いていることを踏まえ、そのような行為自体が犯罪であると明言
- 女性に限らず、社会全体における性被害の根絶に向けた協力を呼びかけた