■ 1. 概要
- ニューヨーク市マンハッタン中心部の高層ビルで複数の柱に亀裂が入り、床がたわみ始めた
- 建物の安定化が急務となっている
- 朝の通勤ラッシュの最中、周辺のオフィスビルや学校で職員や生徒らが避難する事態となった
■ 2. 対応状況
- 東42丁目の高層ビル付近でブロックが落下しているとの通報を受け、消防隊が出動
- マムダニ市長の発言:
- 建物は依然、不安定な状態だ
- 建物の構造は引き続き動いていることが確認された
- 市当局によると、作業チームが建物内に立ち入り、建物を安定させるための仮設支保工の設置を施工業者が進められると判断した
- 損傷した柱に新たな変位は確認されておらず、当局は監視を続けている
- 追加の安定化作業は7日夜から数日かけて実施される予定
■ 3. 交通規制と避難措置
- 周辺の地域は歩行者と車両の通行が禁止された
- ターミナル駅であるグランド・セントラル駅から近い7棟のビルも、避難命令の対象となった
■ 4. 消防・建築当局の見解
- エスポジト消防本部長の発言:
- ビル内の鉄骨梁が建物の重量で曲がり、たわみ始めている
- 鉄骨造りの建物なので全面崩壊にはならず、局所的な崩落にとどまる
- 建物が動き続けていることが懸念される
- 当該ビルの住宅転換工事を進めているメトロ・ロフトの広報担当者は、ビル崩落の危険性を否定した
- ニューヨーク市建築局の局長は、落下物は現場で確認されなかったと述べた
■ 5. 被害の経緯
- 午前7時57分に通報を受けた消防は、21階で2本の柱が座屈していることを確認した
- ニューヨーク市警(NYPD)には午前8時11分、建物が不安定になっているとする別の通報が寄せられた
- 21階で作業していた建設作業員は、柱が座屈し始める様子を目撃したと警察に説明した
- 作業員全員は無事に避難した
■ 6. 建物の概要
- 2棟のビルは完成後、約1600戸の賃貸住宅となる予定
- このうち約400戸は低所得者向け住宅に指定される
- 米国で進むオフィスビルから住宅への用途転換事業としては、最大級の案件となる