■ 1. 両党の関係史と2023年の和解
- ネット上では「日本共産党(JCP)と中国共産党(CCP)は仲が悪い」という言説が広まっているが、これは過去の情報に基づく認識
- 両党は2023年に関係を修復:
- 2023年3月:JCPは「友好関係」の立場に転換
- 2023年5月:JCP委員長・志位氏と中国大使館関係者が直接会談
■ 2. 赤旗における親中的報道の具体例
- 軍事関連報道での選択的な取り上げ方:
- 中国軍の行動については報道を控える傾向がある
- 日本の防衛施策や日米連携への批判は積極的に行う
- 日比(日本・フィリピン)防衛協定に対し、他紙と比較して異例に強い反対論調を展開
- 中国国内で日本人が拘束された事案について、報道が遅れ、取り上げ方も小規模にとどまった
■ 3. 2026年7月7日の中国潜水艦ミサイル発射事案
- 中国が潜水艦からミサイルを発射した事案を、日本の主要各紙は大きく報道
- 赤旗はこの事案を当初報道せず、代わりに自衛隊の通常訓練を取り上げた
- この報道姿勢は、読者の注意を中国側の行動からそらす「代替ナラティブ」として機能している可能性がある
■ 4. 筆者の結論
- 筆者は現在の赤旗の報道を「認知戦」に相当すると評価
- JCPはCCPを公式に批判する立場を表明しながらも、報道内容は中国の利益と合致している
- 表明上の対立姿勢と実際の報道傾向の間に乖離が存在する