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7.20 EU支配層のヤケクソが止まらない ”極右”政党の政党資格剥奪に動き出した

要約:

■ 1. 欧州における反グローバリズム勢力の台頭とEU支配層の危機感

  • ヨーロッパでは「極右」とラベリングされる反グローバリズム・愛国主義的勢力が着実に支持を拡大している
  • ドイツのAfD(ドイツのための選択肢)は第1党になる可能性が出てきており、2024年9月の地方選挙でAfDが多数派となる州が誕生する可能性がある
  • 従来のレッテル貼り攻撃では勢力拡大を止められなくなり、EU支配層が活動制限に向けた具体的な措置を強化している

■ 2. ESN(主権国家のヨーロッパ)の概要

  • ESN(Europe of Sovereign Nations)は2024年に発足した欧州議会の新興政党
  • ドイツのAfDを中心に各国の反グローバリズム政党が結集した構成:
    • AfD(ドイツ): 15議席
    • ブルガリア: 3議席
    • ニューホープ(ポーランド): 2議席
    • リパブリック・ムーブメント(スロバキア): 2議席
    • フリーダム・アンド・ダイレクト・デモクラシー(チェコ): 1議席
    • フランス・ハンガリー・リトアニア・イタリア: 各1議席
    • フォーラム・フォー・デモクラシー(オランダ): 加入済みも議席なし
  • 欧州議会内の政党としての活動と、議会内会派としての活動を兼ねる

■ 3. ESNへの政党資格剥奪手続きの経緯

  • 2026年5月22日: APPF(ヨーロッパ政党・政治財団管理局)が300ページ超の報告書を欧州議会・委員会・EU理事会に提出
    • ESNが反移民・ナショナリズム的主張においてEUの基本的価値に反すると指摘
    • 反グローバリズム的立場を「EUの基本的価値への逸脱」として問題視
  • 2026年7月7日: 欧州議会本会議で政党資格剥奪手続きの開始を賛成多数で可決
    • 賛成414票、反対224票、棄権18票
    • 賛成したのは左右を問わずEU支配層を形成する勢力
  • 現在「政党要件の検証」が進行中であり、委員会勧告への反論・是正機会が付与される
  • 独立委員会による最終決定は2026年12月以降となる見通し

■ 4. 政党資格剥奪が生じた場合の影響

  • 資金面:
    • 欧州議会から受給している年約200万ドルの政党助成金が失われる
  • 組織面:
    • 政党としてのESNは解体される
    • 議会内会派としての活動は継続可能で、議員資格・議席は剥奪されない
    • 再審査基準が著しく高くなるため活動制限が長期化する
  • 波及効果:
    • ドイツ国内で進行中のAfD「確定的過激派」認定裁判に影響を与える可能性がある

■ 5. ドイツ国内でのAfD「確定的過激派」認定の経緯

  • 2021年: ドイツ連邦憲法擁護庁(BfV)がAfDを「右翼過激派運動の疑い」に指定
  • 2025年5月2日: BfVが「確定的過激派」への格上げを発表
    • 公式根拠: 「民族的・血統的な国民概念が人権を侵害し、反移民・反多文化的姿勢が憲法に反するため」
    • 1100ページを超える専門家報告書が根拠とされた
    • 根拠の一例として「移民退去を推進すべき」という趣旨のFacebook投稿(2023年9月25日)が使用された
  • 2025年5月8日: 裁判所が介入し、仮差し止め状態となっている
  • 一部州ではすでに確定的過激派として扱われており、AfDの若者部門はすでに同指定を受けていた

■ 6. 「確定的過激派」認定による具体的な影響

  • 強力な監視が可能になる
  • 選挙出馬の制限:
    • ラインラント=プファルツ州の市長選挙でAfD候補の立候補が禁止される事例が発生
    • 選挙出場条件として「内務大臣指定の危険団体リストへの過去5年間の関与がないこと」が求められるため、この条件を通じた出馬制限が可能になる
  • 同じ「確定的過激派」カテゴリーにはアルカイダやハマスなどのテロ組織も含まれる

■ 7. 不公平な扱いと今後の注目点

  • 極左暴力団体「アンティファ・オスト(東アンティファ)」は殺人未遂で裁判を受けているにもかかわらず危険団体リストに掲載されていない
  • EU支配層の弾圧行為が市民の覚醒を促し、逆効果となる可能性がある
  • 注目点:
    • 2026年7月7日に可決された政党資格剥奪手続きの進展
    • 2026年12月以降に予定される独立委員会の最終決定

MEMO: