■ 1. 議論の前提
- 政策論争の切り離し:
- 政策の細かい理屈は今回論じず、別の観点から批判する
- 国民民主党の主張が正しいのかという疑問はあるが、今回は棚上げする
- 100歩譲った仮定:
- 経済政策も消費税に関する主張も玉木雄一郎および国民民主党が正しいと仮定して論じる
- その仮定の上でもなお、言動そのものに問題があると考える
- 批判の発端:
- 先週、国民民主党と玉木雄一郎を強く批判する動画を複数投稿した
- 寄せられたコメントで強烈なタマキッズとやり取りし、嫌われる理由が見えてきた
■ 2. 人間の感情の軽視
- 感情の徹底的な軽視:
- 玉木雄一郎本人およびタマキッズの言動は、人間の感情をあまりにないがしろにしている
- 嫌われた者の正論:
- 人間が集まって物事を決める時、嫌いな相手の言うことは誰も聞かない
- 正しいことでも嫌いな相手に垂れられれば、うるさい、気持ち悪いと感じるのが普通の感情
- 身近な例での説明:
- 近所に正論で説教してくる人物がいれば、距離を置きたくなるのが自然
- もう少し緩いノリで付き合いたいという感覚が普通に存在する
- 理屈以外の要素:
- 理屈の正しさは大事だが、それが一番大事ということはない
- 喜んでもらえるか、嫌われないかも同じくらい大事で、これは人間関係でも政治でも同じ
■ 3. 上から目線の姿勢
- 賢い自分たちという構図:
- 賢い自分たちが正しい政策を分かっているという前提に立っている
- 愚かな高市政権がポピュリズムに走り、バカな国民に乗せられて愚策を推進しているという見立て
- その愚かな相手に対して自分たちが説教を垂れているというスタンス
- 高市政権批判の内容:
- 消費税減税を国民生活を崩壊させ経済を大失速させる天下の愚策と位置づけている
- 食料品のみの減税で外食産業が大打撃を受ける、農業が大打撃を受けると主張している
- これらの是非や理論のツッコミどころは別の動画で扱う
- コメントに表れた態度:
- 正しいことを教えてやっているのにバカだから分からないのだろう、という調子
- これ以上はバカには説明してあげない、という突き放し方
- この姿勢自体が普通に嫌われる
■ 4. 民意へのリスペクト欠如
- 玉木雄一郎を軽蔑する点:
- 高市早苗個人を人間関係として嫌う感情自体は理解できる
- しかし高市政権の背後には圧倒的な衆議院選挙の結果があり、国民の負託を受けた政権である
- 政権と国民の関係:
- 高市早苗個人が偉いのではなく、選挙で圧倒的な民意に支持されている政権である点が重要
- 高市政権を馬鹿にすることは、その背後の国民を馬鹿にすることになる
- リスペクトの不在:
- 民意、国民、政権に対するリスペクトが玉木雄一郎にはあまりにもない
- 国民を馬鹿にしていることを隠す気もなく全開で出しており、うざい、むかつくと思われて当然
- 支持の比較:
- 石破茂との比較では玉木雄一郎を選ぶ人が比較的多かった可能性はある
- 高市早苗との比較では、選挙時点で高市早苗を選んだ人が多かった
- 国民民主党の支持率が最近上がっていない以上、現在も高市早苗の方が支持されていると考える
■ 5. 感情を愚と断ずる誤り
- 嫌悪は自然な反応:
- むかつく、嫌いだ、言うことを聞きたくないという国民が多数現れるのは自然
- それは賢い、頭が悪いという話ではなく、人間誰しも感情を持つという話
- 政治の世界にそうした感情が反映されるのは当たり前
- 支持者の逆張り:
- 好き嫌いで判断することは愚かだ、あいつらは頭が悪いのだ、というロジックでコメントしてくる
- 自分たちの方が優れているという主張であり、こうしたコメントがさらに嫌悪を招く
- 理性を上位に置く勘違い:
- 感情よりも自分たちの理性や理論の方が上だという勘違いをしている
- この構図がコメントのやり取りを通じて改めて明確になった
- 担がれる人物の条件:
- 世の中を動かすには、言っていることの正しさに加え、この人の言うことなら聞きたいと思われることが必要
- こいつになら手を貸してやりたいと思われる人物が担がれ、大多数が同意した時に世の中は大きく動く
- これは身近なコミュニティでも、会社でも、国という単位でも同じ
■ 6. メタ認知の欠如
- 自己の状況把握の失敗:
- 国民民主党とその支持者は、自分たちの置かれた状況をメタ認知できていない
- 正しさと実現の乖離:
- 正しいことを言えばみんながついてくるわけではない
- 正しいから採用されるわけでもなく、多くの支持や他の要素が噛み合って物事が動く
- 手段の誤り:
- 圧倒的な議席を持つ高市政権に上から説教していては、政策実現は不可能
- 政策実現の手段があまりに間違っており、立場をわきまえるべきである
■ 7. 石破政権下のボーナスタイム
- 少数与党という状況:
- 石破政権時、自民党は衆参どちらも過半数を失い、極めて弱い立場にあった
- 野党の言うことを聞いたのは石破茂が優しかったからではなく、弱かったからである
- キャスティングボート:
- 国民民主党は人気が高まり、キャスティングボートを握る立場になった
- 議席数は大きくないが、その一点で強い求心力と影響力を発揮した
- レバレッジ戦略:
- 実際の支持や議席に対し大きなレバレッジを効かせ、大きな要求を政権与党に飲ませた
- 言うことを聞かないならもっと議席を獲得すると仕掛ける強気の姿勢が効く局面だった
- 高市政権初期の継続:
- 十月発足から数ヶ月は、石破茂が残した衆参過半数割れという奇妙な政権運営を強いられた
- 高市早苗が内心で不快に思っても、建前で協力を請い、国民民主党の要求をある程度飲む必要があった
- 成果の獲得:
- そのやり方で国民民主党の要望はかなり叶えられた
- 自分たちの言った通りに実現できたと国民に成果を主張できた
■ 8. 衆院選後の状況変化
- 力関係の逆転:
- 衆議院選挙を経て状況は劇的に変わった
- 自民党は議席が足りず頭を下げる状態から、三分の二程度、三百十数議席を取る大勝に転じた
- 大勝後の自民党は、それまでの国民民主党との付き合い方を変えて当然である
- 過去の成功体験からの脱却失敗:
- 玉木雄一郎は石破政権下のボーナスタイムのやり方に味を占め、そこから脱却できていない
- 高市政権に対しても、経済が分かっていないと小馬鹿にし、自分たちが正しいと説教している
- 通用しない理由:
- 議席が足りず協力を請う状況であれば、腹立たしくても聞いてやるかという話になった
- 現在の状況で同じことを言えば、うるさい、どこかへ行けと突き放されるだけである
- 自縄自縛:
- その結果、国民民主党は政策を実現できない状況を自ら作り出している
■ 9. 取るべき現実的交渉
- 妥協を伴う交渉:
- 高市早苗がどれだけ気に食わなくても、政策実現を訴えるならリスペクトを示し、かなり妥協すべきである
- 具体的な取引材料:
- 予算の成立を妨害しないという協力を提示する
- 皇室典範の問題や国旗に関する法案など、高市早苗の肝入り法案に協力する
- 全てに賛成しろということではなく、相手の困りごとを助ける代わりに自分たちの要望も通してもらう
- 国会議員の仕事:
- 政府が実行する部分に自分たちの政策を反映させる現実的な交渉こそが国会議員の仕事である
- 理想を叫ぶだけなら一般国民がSNSで好き放題やっているのと変わらない
- 国政政党代表の責務:
- 言いたいことを一方的に言うのではなく、妥協しつつ要望を反映させることが求められる
- 上から言って関わらないと言われるより、協力しながら少しずつ通す方が良い
- そうした努力をしている様子が全く見えないため信用されない
■ 10. 是々非々という評価への反論
- 支持者による称賛:
- タマキッズは玉木雄一郎を政策で勝負する是々非々の政治家だと絶賛している
- 政策一本で勝負し、賢くて素晴らしいという評価になっている
- 友人の喩え:
- 困って相談した相手に正論で叩かれ、深く傷つけられた場合を考えるべきである
- 友達だと思っていた相手が助けず、正論だけ吐いて突き放したなら、それを是々非々とは思わない
- 信頼が生まれる場面:
- 自分に非がある困りごとの時に手を差し伸べてくれた相手にこそ、感謝と信頼が生まれる
- この人を応援しよう、信じてよかったという感情につながる
- 逆に叩いてくる相手は、人として信用できないという評価になる
- 政治家同士の付き合い:
- 理屈はあっても、相手が立場上困っているなら話を聞く姿勢を示すべきである
- 困りごとを助けると申し出て、多少は相手の言うことも聞きながら要望を通していく必要がある
- 切り捨ての姿勢:
- 国民民主党と支持者は、こうした人間同士のやり取りを良くないこと、バカなこととして切り捨てている
■ 11. 維新との対比
- 維新の実利路線:
- 賛否はあるが、維新は高市政権が困っている時に助けたことで、自分たちの政策を大きく前進させている
- 国民民主党の袋小路:
- 衆院選以降、高市早苗と玉木雄一郎は決別に近い状態になった
- どんな政策を掲げても現実的に実現することは難しい状況に陥っている
- 清濁併せ呑む姿勢:
- 維新も自民党と主張が完全に一致するわけではなく、違うと思う点も高市早苗を好まない人もいるはずである
- 吉村洋文や藤田文武が腹の中で何を考えているかは分からない
- それでも飲み込んで、貸しを作り恩を売り、信頼関係を築いている
- 駆け引きとしての政治:
- 協力関係を築くことで自分たちの政策を一ミリでも前に進める駆け引きこそが政治である
■ 12. 結論
- 自称偏差値六十以上の政党:
- 人間同士のやり取りを軽視し、好き嫌いでの判断をバカのすることだと断ずる
- 屁理屈をこね、上から目線で説教を垂れ、自分たちは賢いと自賛する
- 今後の見通し:
- こうした政党が国民から好かれたり支持されたりすることは今後もない
- 政策を実現していくこともかなり難しく、もう少し大人になるべきである
- 率直な感想:
- 細かい理屈や政策論争を抜きにして、国民民主党、玉木雄一郎、タマキッズは無理であり普通に嫌いである