最近、よくXやはてなで就職氷河期世代の苦労話や昔のブラック地獄といった話をよく目にする様になった
世代は違えど全部日本人からの意見のやりとりしかなくて、実際の所、外人から見たら就職氷河期世代ってどう映ってるんだろう?という疑問なんかも見かけたので、
もうコロナ直前の時代になるが、当時オーストラリアに留学していたことがあってそこで仏・露・米・豪の所謂インテリ層の方々と就職氷河期時代の話になったことがあって、よく記憶に残ってるので、こんな感じって意見の一つとして書いておこうと思う。
いきなり就職氷河期世代の話になったわけではない、ちょうど大学のマクロ経済学とミクロ経済学の講義が交互にあり、その中で日本経済の話で失われた30年が主軸になった中で、
ディスカッションという形でメインの主題としてそういう話題になった。
ちょうど俺は、小学校ん時からネットやってて、2chとかまとめサイトとかで折に触れて話題に上がったり、当時の書き込みのまとめサイトみたいなのを見たことがあったのと、Xやここでよく就職氷河期でバズってるような内容を思い出した限りで「当時の状況はこんな感じだったらしい」という形で議題を出した
野比YRPの携帯電話開発の話とか、当時は東大、京大、早慶レベルであろうとパチンコ屋か特定派遣かチェーン店飲食しか就職先がなかったとか、「全然足りねーじゃん」とかで有名なあの動画とか、公務員試験の倍率が合格率1パーセントくらいになるくらい集中した話とか、
大卒である事を隠して「逆学歴詐称」をしてまで入ろうとした人たちがたくさんいた話とか、その他諸々の当時の話。
マクロ経済的にどうすべきだったとか、何がダメだったのかとかそういう正直俺には月並みだから話半分で聞いていたのだが、ミクロ経済学の話となって、雑談レベルの幕間の話で教授陣とか周りとぶっちゃけ話になった時、こういう意見だらけになった
「正直な所、なぜ彼らはそんな酷い状況やもう法律を無視した様な仕打ちを受けているのに、その窮状をデモなどで政府へ訴えかけなかったのですか?」
当然、氷河期世代はその辺の返答もネットでいくつもしているわけだから、俺は「氷河期世代も当時にはそのような声もあったのだが、自己責任だとか自業自得だとか、デモや政府に窮状を訴えようという風潮は公安に監視されて逮捕されるとか、左翼活動をすれば警察に目をつけられてますます就職が出来なくなる、という様な恐怖があったらしい」
「また、当時は日本政府は新自由主義を標榜していて、そういった声を上げたところで何らの補償も譲歩もなかったという」と答えた。
「そんな酷い状況、本当かどうか信じがたいのだが、もしそうだとしたら何故サボタージュなり抵抗運動や妨害行為などで改善を訴えかけようと行動しなかったんだ?政府にすら見捨てられてるってわかってたんだろ?」
「いや、破壊活動だとか抵抗運動とか言われたって、ガンダム00とかコードギアスじゃないんだから…」
「あんなのは抵抗運動や政治的活動でなく、もはや反乱じゃないか、同じじゃないよ、まぁ私たちだったらそんな目に遭ったら最終的にそこまで視野にいれるけども」
「そもそも、そんな知識やノウハウなんて日本にはないんですよ。逆に聞きたいんだけど、アメリカだとかフランスだとかロシアではそんなの当たり前に勉強できる何かでもあるのか?」
「いやいや、普通に歴史の授業でやるでしょ、小学校とかからロシア革命前の話とか第二次世界大戦の時のレジスタンス運動の話とか、ベトナム戦争の時の反戦運動とか」
「何だったら博物館に見学とか、図書館でジュブナイルの本でWW2のフランスレジスタンスの少年破壊工作員とか、ロシア革命前の少年革命団の本とか普通にいっぱいあるもんね、逆に日本そういうのないの?あんなに毎年大河ドラマとかやってるのに」
俺はなんかもう世界観のスケールが違い過ぎて会話に窮してしまったのだが、当たり前の様に「政府に見捨てられたら戦うっしょ普通」みたいなノリで、
日本の就職氷河期は大学の教授から見ても「全く持って意味不明で理解ができない存在」の様に感じているらしい。
いや、抵抗運動とかやったところで警察とか社会にあっという間に潰されて死ぬよりひどい目にあうだけなのでは…と俺は普通に思ってたのだが、欧米では全くそうではないっていうカルチャーショックがすごかった。
実際ん所、それが正しいかどうかはわからん。というか何であいつら当たり前に戦うことを視野に入れているんだ、戦闘民族過ぎるだろ、と思った。