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「エホバの証人」が成分輸血を事実上容認、信者が「自らの良心に基づいて」…「方針変更ではなく調整」

要約:

■ 1. エホバの証人による成分輸血の事実上の容認

  • 成分輸血の容認:
    • 宗教団体「エホバの証人」が成分由来の血液製剤による信者の輸血を事実上容認
    • 18日夜に教団ホームページで公表した声明で明らかにした
    • 必要な血液成分だけを補う「成分輸血」は信者の自己判断とする
  • 従来の立場:
    • 信仰上の理由で輸血を拒否することで知られていた
  • 団体の概要:
    • キリスト教系の団体で、米国に世界本部を置く
    • 日本国内の信者数は昨年9月時点で約21万人

■ 2. 声明の具体的な内容

  • 対象となる血液成分:
    • 酸素を運ぶ赤血球
    • 出血を止める血小板
    • 血漿
    • 白血球
  • 良心に基づく判断:
    • 上記4種類の成分に由来する血液製剤などは信者が「自らの良心に基づいて判断する」
  • 成分献血の容認:
    • 献血で特定の成分だけを採る「成分献血」も信者が望めば認める
  • 全血製剤は引き続き不可:
    • 血液中の全成分を採血し保存液を加えた全血製剤の使用は認めない
    • 理由は「血は神聖」という教義

■ 3. 判断の理由と団体の見解

  • 判断の背景:
    • 医療技術の進歩により、聖書の原則を様々な健康状況に適用する上で多くの疑問が生じている
  • 日本支部の見解:
    • 今回の判断は方針変更ではなく調整にあたる

■ 4. 国内医療における成分輸血の位置づけ

  • 成分輸血が主流:
    • 日本赤十字社などによると、国内医療機関での輸血は現在成分輸血が主流
    • 心臓などへの負担を軽減するため

■ 5. 団体を巡る問題と批判

  • 子どもへの輸血拒否の指導:
    • 離脱者支援の弁護団が2023年に調査結果を公表
    • 教団が信者に対し、子どもに輸血を受けさせないよう指導していた
    • 輸血拒否の意思を伝える「拒否カード」を持つ子どももいる
  • 弁護団メンバーからの批判:
    • 弁護団メンバーで親も信者である中村大介さん(49)の見解
    • これまで命を懸けて輸血を拒んできた信者の気持ちを考えると、判断を信者に委ねる教団の決定は不誠実

MEMO: