■ 1. 共産主義のイメージに対する山添氏の懸念
- 発言の場:
- 共産党の山添拓政策委員長が16日の記者会見で言及
- 社会主義・共産主義への一般的な印象:
- 独裁的で自由のない抑圧社会を思い浮かべる人が少なからず存在
- 旧ソ連や現在の中国、北朝鮮と結び付けて受け止められている現状
- 本来の目的:
- 社会主義・共産主義の本来の目的は、人間の自由が花開く社会を作ること
- 綱領改定への意欲:
- 来年1月の党大会で正式決定する綱領改定案で、誤解や偏見、貼られてきたレッテルをはがしたい考え
- 社会主義・共産主義の本来の輝きを取り戻すことを目指す
■ 2. 綱領改定案の内容
- 改定案の了承:
- 12~14日の第10回中央委員会総会(10中総)で綱領の一部改定案を了承
- 綱領改定は令和2年以来
- 最大の目的の位置付け:
- 社会主義・共産主義の最大の目的を、人間の自由をあらゆる意味で豊かに保障し開花させることと規定
- 自由な時間の拡大:
- 労働時間の短縮による自由な時間の拡大を強調
- マルクスへの回帰:
- 科学的社会主義の創始者カール・マルクスの主著「資本論」や草稿などに立ち返った内容
- 本来の社会主義・共産主義の目的を明らかにしたものと山添氏は紹介
- 欧米の社会主義の動きとの共通点:
- 資本主義の矛盾を克服し、人間の自由を豊かにするという点で欧米で広がる社会主義の動きと共通する部分があるとの見方
■ 3. 改定案の受け止めへの期待
- イメージの一新:
- 改定案は社会主義・共産主義に対する多くの人のイメージを一新するものになるとの期待
- 受け入れやすさ:
- 多くの人が割とスッと受け止める感覚を持っていると山添氏は発言
■ 4. ソ連流解釈との決別
- 田村智子委員長の発言:
- 14日の記者会見で、改定案はソ連流の解釈を木っ端みじんにし、その残滓さえも取り払ったと発言
- 過去の綱領への認識:
- 過去の党綱領もソ連流の解釈に縛られていたことを認める内容
■ 5. マルクス理論と綱領の可変性
- マルクス理論の無謬性:
- マルクス自身も社会主義の具体的な経済システムまで全て描いていたわけではないと山添氏は説明
- 人間が自由な時間を使って豊かに発展できる社会を展望した点が理論の核心との認識
- 綱領の可変性:
- 改定を重ねてきた経緯を踏まえ、綱領が未来永劫変わらないものとは考えていない
- 現時点で得られる知見に即した最良の綱領改定案にしつつあるとの認識