■ 1. 事故から約7カ月半ぶりの記者会見
- 会見の概要:
- 学校法人同志社が10月30日に京都市内で開催
- 沖縄県名護市辺野古沖で同志社国際高校の生徒ら2人が死亡したボート転覆事故をめぐる会見
- 事故から約7カ月半ぶりの会見
- 登壇者:
- 八田英二理事長
- 9月に就任した宿久洋校長
- 危機管理担当の瀧英次常務理事
- 八田理事長は事故後初めて公の場に姿を見せ、冒頭で謝罪
■ 2. 生配信中に漏洩した非公表の居住地
- 発言の経緯:
- 質疑応答の終盤、八田理事長が武石知華さんの葬儀出席について説明する場面で発生
- 遺族が公表していなかった実家の都道府県名と市名を具体的に発言
- 宿久校長も同様に居住地を口にした
- 記者からの指摘:
- 中継をリアルタイムで見ていた遺族に記者が確認
- 非公表の合意があることを挙げ、会見中に不適切発言として指摘
- 理事長の対応:
- 軽率であったとして陳謝し、該当部分を伏せたいと述べた
- 報道陣に該当箇所の伏字化や報道規制を要請
- 情報回収の不可能性:
- 会見はすでにインターネットでライブ中継されていた
- 一度発信された情報の完全な回収は不可能な状況
■ 3. 脅迫被害に晒される遺族と危機管理の欠落
- 遺族が受けている脅迫被害:
- 事故後、殺害予告を含む脅迫メールを連日のように受信
- 警察への相談を重ねている
- 秘匿されるべき個人情報:
- 遺族の身の安全のため、居住地は厳格に秘匿すべき情報
- 法人の最高責任者は、こうした背景を把握しているはずの立場
- 謝罪の場での安易な住所発言に対し、ネット上や現場で疑問と憤りが拡大
■ 4. Xでの批判の噴出
- 単なるミスではなく「無神経」「配慮欠如」とする批判が即座に噴出
- 投稿に見られた主な批判:
- 殺害予告を受け警察に相談している遺族の住所を晒し、笑顔で謝られても受け入れられない
- 脅迫が毎日届く状況で居住地をライブ中継で漏洩した責任をどう取るのか
- 生徒を失い深い悲しみにある遺族の気持ちを考えていない
■ 5. 法人と当事者の認識の乖離
- 長期間の沈黙後の会見で、最も配慮すべき遺族の居住地が口にされた
- この事実は、法人側と当事者との間の認識の乖離を明確に示すもの