システム屋の常識ってものが分からないのですが・・。
社内の業務をいくつかIT化することになった。ACCESSとかでも頑張ればできそうな感じだったんだけれど、システム屋にやらす方向で進めることになった。
何社かシステム屋呼んで、こっちのやりたいことをいって、概算金額出させてた。この時出てきた金額が350万~2200万。こんな簡単なシステムなのになんでこんなに金がかかるのか・・。なんでこんな差があるのか・・。(この時点でシステム屋業界に対しての不信感が社内に生まれることになった。)結局、一番低い金額で出してきたところが、営業の印象もなかなかよく、そこに決めることになった。
その後、細かい金額出させるために何度か呼んで、必要なことを事細かく伝えて詳細見積りとスケジュール表を出せっていった。それで出てきたのが、A3の紙1枚で4項目ぐらいのざっくり見積りと、設計期間・製造期間・動作確認期間っていう期間を表す太い長方形が三本かかれたエクセル。
へ?こんなんじゃ、何やってくれるか全然わからないんですけど?っていうか、自分らが事細かく話した内容をシステムに落とし込んだらどうなるのかっていう資料的なものがないから、どんな画面でどんな印刷物がでて、顧客ごとのの入金の流れとか、その他諸々がどんなふうになるのか全く分からない。わかってないのに金額だけだしてきたもんだから、自分もカチッときたし、上司も半ギレで散々時間とって打合せしてやったのに、ふざけてんのかよ、みたいなことをいって、次までに資料作って出してこいってことになって、そうしたらその営業もわかりましたって確かに言ったんだよ。
そうしたら昨日、その営業の上司から電話がかかってきて、資料を作るには工数(費用)が必要で、それにはまず契約が必要だ、みたいなことを言ってきやがった。
だーかーらー、その契約のための資料を出せっていってんだよ、何にいくらかかるかわかんねー状態で契約とかありえねーんだよ、っていってやったら、「いやいやですから、設計資料を作るとなると人が動くのでその分の費用は・・・」みたいになって平行線状態。
家の場合だったら、普通は設計図と各パーツの詳細見積りで初めて契約だろうが。なに作るかわからねーモノに対して契約とか有り得ないと思うんですけど、システム業界ってこんなもんなのかね?
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あれ、なんかトラックバックみると、こっちが責められてるみたいな感じになってるけど・・。なにか大きなもの買うときでも、面倒臭がって、見積もりの明細までみないでぼったくられる(ぼったくられてることにすら気が付かない)タイプがここには多いのかな?