都議選に関する各党党首の話を聞いて、ふと、党ごとに世界観そのものが皆バラバラだと気がついた。 与党やマシな野党はシムシティ、即ち全体の発展とバランス調整だが、野党の酷いのはファイナルファンタジー、即ち世界を統べるボス退治が目的。
人は永遠にわかりあえないなあ。
現実には世界を支配する絶対的な支配者などいなくて、多数の利害関係者とのクソ面倒なネゴシエートが延々と続くだけである。
超大国アメリカと国際社会とてその原理は変わらないわけで。
政権を倒せば全てが好転すると夢想して許されるのは中学生までである。