僕がテレビや新聞などのニュースを嫌う理由の一つは「他者に厳しく自分に甘い」こと。謝罪記事の面積は誤報の何分の一か。それでいて他者には「謝れ」。謝ったら「謝って許されるのか」。「表現の自由」という武器で他者をぶん殴っておいて、諌められると「萎縮させられた」。
マスコミに権威・権力があるように見えるのは「民衆が報道内容を信用している」という一点に依存しているのだけど、自らそこを捨てていくのは完全に自殺行為。
このままマスコミ不信が蓄積されていくと、本当にマズイ時ですらこの情報を信用していいものかと判断を迷わせる原因にもなりかねず、結果的に社会の害になってしまう。