こういう人間は自分の問題有る行いを咎められると、逆恨みして咎めた人間やその周囲果ては自分を全肯定してくれない社会全体への憎悪をたぎらせ、更に過激になっていく。
自己愛と自己確信性が強すぎるばかりに「自分は悪くない！間違っているのはセカイの方だ！」と、小児的な居直りと自己慰撫に励むようになる。
そういう人間は大抵、ドンドンと活動家の深みに填まっていく。
どこまでも意固地になって「悪しきセカイとの闘い」という青少年向け娯楽小説の主人公じみた、陳腐な「物語」に自分自身を投げ込んでしまう。
そんなわけで、この人はもう帰ってはこれないだろう。
恨み節全開でどこまでも過激化していくことだろう。