AIは仕事を奪……わない? むしろ人手不足深刻に (1/3) - ITmedia NEWSより
労働力人口が約225万人減るのに対し、AIの進展による就業者の減少は約161万人にとどまり、約64万人の労働力が不足するというのだ。白書はイノベーションはむしろ雇用を生み出すこともあるとしている。
大きく減るのは生産工程従事者(約187万1千人減)、事務職(約78万5千人減)、運搬、清掃、包装等従事者(約73万6千人減)、農林漁業作業者(約38万4千人減)などである。
増えるのはホームヘルパー、介護職員(約107万9千人増)、販売従事者(約46万5千人増)、技術者(約45万3千人増)、サービス業(約35万7千人増)などだ。
工場のラインにおける定型的な仕事や単純な事務といったパターン化しやすい業務はこれまで以上に減るが、営業や対人サービスのような人情の機微が欠かせない仕事や、熟練した技能を必要とする職種はAIでは対応し切れないということであろう。