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心理学で言う「投影」の一事例

ソ連って,権力者を批判するなんて絶対に許されない全体主義国家だったんだけど,俺は,自分がそんな国に生まれなくて本当によかったと,子供の頃思ってたよ。

首相の風刺画を描いたり,自由に批判できる国だったよ。俺が子供の頃の日本は

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@okaguchik

今だって首相・政権の批判は自由にできるんだよなぁ...

というか、意見を表明するのであれば、否定的なレスポンスが返ってきてもそれは甘受すべきもの。

それに、意見に対する批判はあくまでも内容に対する批判でしかなく、発言を封じるものではないというヴォルテール師匠の立場が大前提。

ところで、人間は己の価値観をベースに物事を認知・解釈するものだが、これを心理学では「投影」と呼ぶ。

つまり、「自分の(あるいは自分が賛同する)意見に対する批判は絶対に許さないし、ぶっ殺す」という価値観がベースにある者は、批判的な意見を目にすると「こいつは私を絶対に許さないし、ぶっ殺しにくるに違いない」と解釈しがちということ。

それを踏まえた上で↑のツイートを見たとき、色々察せられるものがあり、中々の味わい深さがあると言えるのではないだろうか。

ヴォルテール師匠の名言

「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る

ヴォルテール - Wikipedia