「戦争をすると軍需産業が儲かる」という図式が成り立つという幻想は「ベトナム戦争の真っ最中にダグラスが黒字倒産でぶっ倒れた」事実一つでぶっ壊された感あり。
1967年は、ダグラスは大型旅客機のDC-8と、その後ベストセラーとなったDC-9、A-4 スカイホーク攻撃機の需要に間に合わせるための増産に苦労した。ベトナム戦争のための資材不足により品質とキャッシュ・フローの問題はマクドネル・エアクラフト社との合併によるマクドネル・ダグラスの形成に同意することとなった。
需要が瞬発的過ぎて設備投資が間に合わない・無駄になりがちなのよね。
その点、国営のくせに自分達で生産&消費+海外に販売しまくる人民解放軍ははっきり言って反則だし、平和を目指すなら一番の障害と言っても過言ではない。