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正社員登用制度がなくなった(増田文書)

正社員登用制度がなくなったより。

何年か某大企業で働いていたが、来年から正社員登用制度がなくなるらしく、契約社員の自分は打ちひしがれている

会社の人にも、もう少ししたら正社員推薦するから、と言われていたし、自分でもお値段以上の働きをしていた自負があった

だが、社内の人が、こっそり教えてくれたところによると、制度としては残るが実際形骸化されるらしい

ほぼ正社員登用はないということだった

理由を聞いたら、結局前任、それ以外の契約社員の今までのやり方のせいらしい

正社員登用制度は正社員の所属長の推薦が必要である

推薦する理由は、この人は優秀だから「自分のところで」「もっと責任のある仕事をまかせて」働いてもらいたいからだ。

だが、正社員になると、部署異動の希望を出すことが出来るのだ。

今まで10人ほど契約から正社員になったらしいのだが、そのうち8人が「せっかく正社員になったのだから新しい環境に身を置き、スキルアップをしたい」といい新しい部署への異動を希望する

所属長は、「自分のところで」働いて欲しいから正社員になって欲しかったのであって、よそにいくのであれば、いいことなんてなにもない

それならば部署を縛ることが出来る契約社員のままでいい

と、言い始める所属長が増え、「正社員になんかしないほうがいいよ。よそにいくだけだよ」と部長クラスで共通認識になってしまったようだ

…だれもわるくない。

正社員が部署異動の正当な権利を行使するのは当然である

だが、推薦をするのはその働きを認めてくれている所属長なのである

正社員にしてくれてありがとう!あばよ!と去って行かれるのは推薦した者にしてみれば「なんなんだよ」となるらしい

自分は正社員になっても部署を異動するつもりなんか欠片もなかったので、すごく哀しい

なんなんだこれ

それだけの自負があるなら、素直に就職活動した方がよさそう。