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「気軽に聞けない」問題

ソフトウェア開発の生産性を阻害する「気軽に聞けない」ことの考察と対策 - メソッド屋のブログより

私を含めた日本人は気軽に何かを聞けません。聞いたところで、「ググれカス!」と言われたり、「よく調べてから質問しなさい」という風に言われることもよくあります。  米国で仕事をしているときは、誰でも気軽に質問していることに気づきます。それもとってもしょ~もない質問でも気軽にするのです。そして誰も「ググれカス」とかいいません。

私の職場でも、とっても優秀な人でも、日本だったら「えっ?そんなこと聞く?」ということでも自分が知らなかったらカンタンに隣の人に聞きます。例えばマイクロソフトに入社した人が「Azureって何?」というレベルのことを質問しているぐらいの勢いでも誰も問題と思いません。知らないことは知らないのです。

さらに気が付いたことは、この「気軽に聞ける仕組み」を作るためには、「気軽に断れる空気」を作ることが重要だということです。

例えばハッカソンをしていて、ハッカソンのサポートをしてくれる同僚がいます。彼らに助けを求めたら、気楽にきてくれますが、自分がわからないと簡単に「わからないから、あいつに聞いたらいいと思うよ」とか、「うーん。わからないないなー、サポートに聞いたら?」とか言います。